無を司る程度の能力
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と正気に戻れないかも知れないんだぞ!!」
レミリアはグングニルを落とし、颯介にフランの事を全て話す
レミリア「……私の妹、フランドール・スカーレット。 495年前に私が地下に幽閉したわ」
颯介「自分の妹を……幽閉……した?」
レミリア 「ええ。あの子は、生まれつき狂気に染まってい たわ」
颯介「なぜ、それが分かった?」
「……あの子は、生まれてすぐ。自らが持つ能力 で周りのメイド達を『壊して』いったわ。メイド だけじゃない。『壊された』者の中には、私の両 親も含まれていたのよ」
颯介「両親も、殺せる能力……そいつは、一体なん だ?」
レミリア「……『ありとあらゆる物を破壊する程度の能 力』」
レミリア「あの子はその力で、私の、そしてあの子 の両親を『壊し』たわ」
颯介「……」
レミリア「そして、その後、私はすぐにあの子を幽閉し た。それでも、何度も脱走したわ。そして、その たび色々な物を壊していった」
颯介 「……なら、なぜそこまでして」
レミリア「ええ。私にとって唯一の妹。そんなあの子を私 は殺せなかった。幽閉、という手段を取るしか無 かったのよ。地下で狂気を抑えられるようになれ ば、またあの子も、普通に暮らせる筈だか ら……」
ソーヤ
ソーヤとフランは楽しく雑談をしていると、ソーヤは真剣な顔をしフランに質問する
ソーヤ「あんたは…なんで、こんな所にいるんだ…」
フラン「何のことかしら…此処は私の部屋だからいるだけよ…」
フランはマグカップを置いてソーヤの質問に答えるそうするとソーヤは魔力を解放する
ソーヤ「ふざけるな!カモフラージュのつもりだろうが俺は騙せないぞ」
ソーヤが魔力を解放したことで花畑や家が全て無くなりなにもないただの部屋になってしまった
ソーヤ「理由があるなら教えてくれ…俺はお前みたいな人をもう見たくないんだ…」
フランはソーヤの表情を見てここにいる理由、昔何が合ったのか全て話す
ソーヤ「ならなおさら、あんたはお姉さんと会わないと行けない…」
フラン「もう無理よ私の狂気に飲まれたらお姉さまに危害が加わってしまう…」
ソーヤはフランに昔颯介の親友 八神 健勝が言っていた事をそのまま話す
ソーヤ「昔俺の師匠が言っていた、「リスクとは、自分が何をやっているかよ くわからないときに起こるものです。
他人が慎重さを欠いているときほど、自 分たちは慎重に事を運ばなければならな いということです」ってな、物事やって見ない分からない事が沢山あるお前は今やって見ないと行けないことに直面している…逃げるな!!そして立ち向かえ!!」
フランはソーヤの言葉を聞くたび涙を流し、レミリアと
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