第二章
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。その中で何とか空いている席を二つ見つけてだ。
土のコロシアムの中央でだ。黒い雄牛を相手に華麗に舞う闘牛士を見てだ。慎太郎は言うのだった。
「これが本場の闘牛だな」
「そうよね。これも凄いわね」
「ああ、よくあんなに動けるな」
闘牛士を見ての言葉だ。二人で言うのだった。
「あそこまでな」
「そうよね。あの闘牛士」
見ればだ。黒に銀、それと赤のやたら派手な上着とズボンの若い闘牛士はだ。紅のマントをひらひらとさせてだ。闘牛の突進を匠にかわしていく。
そしてかわしながらだ。銀色に輝く剣を牛に突き立てていくのだ。
その度に歓声が起こる。それを見てだ。
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