暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos22-Dなお深き闇に染まれ、聖夜の天(ソラ)〜Nur eine Hoffnung〜
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、押し切ることが出来ずに拮抗状態に入ってしまった。

「何もおかしくはないでしょう? 烈火の将、紅の鉄騎、風の癒し手、蒼き狼ら守護騎士は闇の書の一部。魔法だけでなくデバイスも扱えて当ぜ――・・・!」

――スティンガースナイプ――

「あら?」

超高速で飛来したクロノの単発魔力弾がアウグスタの右手、“レヴァンティン”を持っている手に着弾して、“レヴァンティン”を弾き飛ばした。急いで“バルディッシュ”を切り返して右脇に薙ぎ払いの一撃を入れようとしたけど「うそ・・・!?」アウグスタは右肘と右膝を使って刀身を挟み込むようにして止めてきた。

「受けなさい」

私のお腹に向けられるナハトヴァール。柄から右手を放して「ディフェンサー!」一点集中タイプのディフェンサー・プラスを展開。どんな魔法でも来い、って身構えた瞬間。籠手の中に内蔵されていた赤い杭のような物が打ち出されてきて、バリアを少し掛けて破砕、そのまま私のお腹に打った。

「っが・・・ぅ・・・ぐ・・!」

ものすごい衝撃がお腹から全身へと襲ってきて「うああああああ!」その場に留まることが出来ずに墜落することに。そんな私の視界に蒼い光が22枚の翼が映り込む。あの多弾砲撃で追撃されるってすぐに察した。

――ヴォルカニックスカッシャー――

急いで墜落から逃れないとって思った時、横から薙ぎ払われててきた巨大な火炎斬撃が翼を呑み込んだ。アリサの魔法だ。それに「フェイト!」アルフが私を抱き止めてくれた。心配してくれるアルフに「ありがとう、私は大丈夫だよ」ってお礼を言う。バリアを張っていなかったら危なかったけど、バリアのおかげで威力や勢いを殺ぐことが出来た。

――コード・ミカエル――

アリサの大威力の火炎斬撃の直撃を受けて13枚にまで数を減らした翼からまた砲撃が発射されて来て、私はアルフに抱えられたまま全方位に向けて発射された砲撃の雨を掻い潜る。そんな中でアウグスタが降下して来た。標的は明らかに私だ。
だから「アルフ。放して」そう言って、私を放してくれたアルフとは別の軌道で空を翔ける。13本の砲撃のうち4本が私を、残りは別れたアルフや、こっちに向かって来ているなのは達に向けられて発射された。

「・・・バルディッシュ。ハーケンフォーム。そして・・・ソニックフォーム!」

砲撃を避けたすぐに機動力を復活させる為に大剣ザンバーから大鎌ハーケンに戻して、さらにバリアジャケットをライトニングからソニックへと変更させる。ソニックフォームは装甲を薄くする代わりに私の持ち味である高機動戦をさらに鋭くさせる形態だ。その分、防御力は無いに等しくなったけど。

――ソニックムーブ――

でも、それなら当たらなければいいって話だ。私を追って来ているアウグスタへと反転。驚き
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