第七話 夫妻凶牙
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また放とうとするが
リン「駄目!そんなことしたら銃も壊れるし、腕も火傷するよ!」
アルト「無茶は駄目!よく考えて!」
止めようとするリンとアルトの前にヒューイが立った
キース「ヒューイ…」
ヒューイ「俺は止めん!思い切りぶつけて来い!!」
リン「ぇえええ!?」
キース「ありがとよヒューイ…恩に着る」
そしてエネルギーを貯め初め、次第に臨界点に達しようとしていた
パンシーがそれを見て再び突進してきた
キース「これで決めるぜぇッ!X(クロス)バスタァァァァァァッ!!」
再び極太のフォトン粒子ビームがパンシーに直撃した
しかし今度はそのビームがパンシーの体を貫通し、撃ち抜いた
ビームによって貫かれたパンシーはようやく倒れた…
と、同時にキースが膝を着いた
リン「キース!!」
リンがキースの下に駆け寄り、支えた
キース「な、大丈夫だったろ?」
リンは何時も通りのキースを見て不意に涙が出た
リン「ばかっ…何時も…無茶ばっかして…グスッ…」
キースはリンの頭を撫でながら…
キース「悪かったな…リン…」
その様子を見ていた三人は倒れたパンシーの下に行き驚愕の真実を知った
ヒューイ「これは!」
パンシーの腹のあたりに丸い球体のような物が刺さっていたのだ
これはダーカー侵食核と言ってこの状態は、ダーカーの成分が体内に入り込みエネミーの身体能力が倍以上になるのだ
ダーカーとはアークスの敵、この宇宙の敵として認識しており、蟲のような外見をしたエネミーである
汚染されたフォトンを媒体とし、神出鬼没の如く色々な所に現れる
酷い時は、アークスシップに襲撃してくるのである
この核は汚染されたフォトンが原生生物に付着し、それが大きくなって核となったのである、時間が経てば経つ程、核が大きくなり、驚異的な身体能力を得ると同時に理性を失う
アルト「大きいね…」
アテナ「道理で強いわけ…」
そう納得する二人であった
スノウパンサーside
こちらは練気開放したジルベールと由花里が二人で奮戦していた
練気によって炎を纏ったダブルセイバーを巧みに操り、パンサーを圧倒していた
由花里は間合いを取ったパンサーに弓矢で追い討ちをかけ、確実にダメージを与えていた
ジルベール「一気に決めるぞ!由花里!」
由花里「はい!」
ジルベールは武器を回転し刃に灼熱の炎を纏わせた
由花里も気を矢に込めて精神統一をしていた
パンサーは体のほとんどが火傷しており、痛々しい雰囲気であった
おまけに矢も数ヶ所刺さっているのだ
そして精神統一を終えた由花里は矢に気を込めて構えた
由花里「この矢に…貫けぬ物はあり
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