第百六十一話 紀伊へその十四
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
い、忍のものに近いからだ。
「あの者達が集まって来るとな」
「わしでもかよ」
「うむ、厄介じゃからな」
それでだというのだ。
「御主一人だけでは何かあると困る、怪我をしてもらってもな」
「おいおい、わしを気遣ってか」
「そう思うなら思うがいい」
そこはあえて答えない、それが玄以だ。
そしてこのことに答えないままだ、煉獄に言うのだった。
「しかし死ぬな、いいな」
「怪我もかよ」
「そうじゃ、そうならぬ様四人で行くがいい」
こう言って煉獄を行かせた、高野山のはぐれ者達が織田軍に迫るとの報は飛騨者達により信長に伝えられることになった。
第百六十一話 完
2013・11・27
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ