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緋弾のアリアGS Genius Scientist
イ・ウー編
武偵殺し
23弾 銃弾の声
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、俺にしがみついた。その際、アリアのささやかながら柔らかさを備えた2つの物体が俺に密着した。役得役得。
「み、ミズキ〜」
「やっぱり怖いんじゃないかよ、雷」
「う、うう〜怖くないも〜ん〜」
『もん』って。もはやキャラが原型を留めてないぞアリア。そんなに雷が怖いのか。
アリアは未だに俺の身体にしがみついて震えていた。その顔は若干涙目だ。
そんなアリアを見ていたら、俺はなんだか変な気分になり……
「え……?」
気が付いたら、アリアの頭を撫でていた。
これはさすがに恥ずかしすぎる。俺は即座にアリアに言い訳した。
「あ……いやこれはだな。別に変な意味じゃなくてな、その、あまりに撫でやすい位置にあったから撫でただけであってだな」
我ながら苦しい言い訳。撫でやすい位置にあったから撫でたってなんだよ。
一方のアリアはというと、顔をいつもの1.5倍くらいに赤らめて、下を向いていた。
そ、そうだよな。アリアも一応女の子なんだし、好きでもない男に頭を触られるのは嫌だよな。
「す、すまん!すぐどかすから!」
俺が慌てて手をどかそうとすると、アリアがその手を上から押さえつけた。
「……あの、アリアさん?そうされると、頭から手をどかせないんですが……」
「べ、別に嫌じゃないから。むしろ、その、もっと撫でてほしいっていうか……」
顔を赤らめてそっぽを向きながら言うアリアを見て、俺が思ったことはただ1つ。
なんだこの可愛い生物。俺を殺す気か。
おおおおおおおおおおおお落ち着け俺。相手はあのアリアだ。ヘタなことをすれば風穴を開けられかねないんだからな。
「どうしたのよ……は、早く続き……」
「あ、ああ……」
アリアが何を考えてんのかはわからんが、とりあえず今は従っておこう。後のことは後で考える。
0.01秒で結論を出した俺が、もう一度アリアの頭を撫でようとすると、
〜〜♪〜〜♪〜〜♪
俺の携帯から着信音が流れた。
なんだよふざけんなよ折角いいところだったのにいったいどこのどいつだこうなったら無視だ無視。と思った俺だったが、この着信が誰からのものかに気付くと、慌てて電話に出た。
『もー!遅いですよ先輩!可愛い可愛い後輩からの着信はワンコールで出てくれないと』
やはり、かけてきたのはミラだったか。
「悪い悪い。今ちょっと取り込み中だったんだ……で?このタイミングでかけてきたってことは、何かわかったのか?」
『はい!頼まれてた仕事の件ですが、大体のことは調べ終わりました!』
いよいよだ。これでやっと……『武偵殺し』の正体があいつなのかどうかが確定する。
『結論から
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