問1 あなたは急に婚姻届に名前を書けと言われたらどうしますか?
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い!!』
「....はい」
明久はもう一つ重大な問題を抱えたまま3人は文月学園に向かった。
校門では西村先生。通称鉄人が朝から目を凝らして校門から入ってくる生徒を見守っていた。もちろん目的は制服の乱れの指摘。不要物の発見。そして
「こらぁぁ!そこのバカップル共ぉぉ!!生徒の恋愛は禁止と言っておるだろう!!!」
今日から新しく適応される校則の監視だった。
もちろんこうなるであろう知っていた姫路と島田は一旦それぞれ家に帰ってから学校に来るといって明久の住んでいるマンションにてバラバラになった。明久は仕方なく学校に着いた
「よう明久。どうした?」
最初に明久に声を掛けたのは将来?の妻帯者である坂本雄二である
「朝から大変な目に遭ったよ」
「俺なんか朝起きたら翔子が目の前に居て朝から心臓が止まるかと思ったぜ」
ここにも同じ被害者がいたことを明久は心より安心した
「気をつけろよ」
そんな安心は意図も簡単に崩れ落ちた
「姫路と島田はお前になんとしても婚姻届に名前を書かせる気だと思う」
「どうして?」
「昨日翔子が『夫婦になれば恋愛の域をも超えてしまう』っていったから」
一件かっこいい気もするがこの際雄二と明久にとって将来が決まってしまう(雄二の場合は既に名前も印も押してある為既に決まっている)重要な案件だ
「珍しいね。そんなことを教えてくれるなんて」
「俺も本心は教えてくねぇが言っちまったんだよ。翔子に『俺たちの他の高校生が婚姻届を書いたバカップルが居たら好きにしろ』って」
だからか。もし僕が大人しく書いてしまったら雄二も同じ運命を背負ってしまう。それを阻止すべく雄二は明久に教えたのだろう
そして戦争が終わってすぐ明久と雄二は自分の将来を決める戦争に出た
授業が始まりいつもの様に先生からプリントが回される
「どうぞ、明久君。」
「ありがとう姫路さん」
前にいる姫路からプリントを貰う。そしてクラスの皆はそのプリントに名前を記入して問題を解き始める
「ほらよ、明久」
なぜか隣にいる明久と雄二は互いのプリントを交換する。もちろん明久はその理由も知らない
(どうして交換するの?)
(バカヤロウ。これを見やがれ!)
といって雄二はさっきまで明久が持っていたプリントをこすり始めた。すると一枚のプリントのはずがもう一枚出てきた
(これは.....婚姻届!!!!)
なんと出てきたのは婚姻届。それに丁寧にプリントに名前を記入する欄と婚姻届に記入する欄が一致しておりその間にカーボン紙がはさんであった。
それを見た明久は悪い汗がどっと出てきたのを感じた
(だから言っただろ!!気をつけろ)
なんともすばやい速さでここまでやってしまった姫路さん。もうさすがとしかい
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