第一章
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「へえ、そりゃまたどうしてなんだ?」
クラウンは首を捻りながらバスターに問うた。クラウンの方がやや髪が薄い。しかし二人の外見はお互いに太っているせいかよく似ている。
「オーストラリアにバスケはあるのかい?」
「アメリカ程盛んじゃないな。それにな」
「それに?」
「もうクローバーはバスケへの情熱を失ったしな」
そのことをだ。クラウンに話すのだった。
「だからもうな」
「バスケじゃないか」
「それは違うな」
「じゃあどうしてなんだ?」
クラウンはまたバスターに尋ねた。
「何でオーストラリアにいるんだ?」
「そのことを知りたいよな」
「ああ、知りたいな」
クラウンははっきりと答えた。
「是非共な」
「そうだよ。それでいいんだよ」
バスターはクラウンの今の言葉を受けてだ。
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