暁 〜小説投稿サイト〜
リメイク版FF3・短編集
雨濡れの日、君のを貸して
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
「あ? ────じゃ脱がしてくっ?」


「………もう勝手にしろ」

 私は背を向ける。────これ以上付き合っていると、"何か"に襲われそうだ。
外の雨は、大分落ち着いてきているが。

「まー、寝巻きはあとで返すからさ、今夜は貸しといてよ。んじゃ、また今度なっ!」


 何だ、"今度"って……。問う間もなく、あいつは嬉々として部屋を出てゆく。

後に残ったのは────

あいつの脱け殻………濡れて脱いでったまま、ベッドの上に────しょうがない奴。




END
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ