23話
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前のことだ。そんなこともわからないくらい研究に全てを捧げてきたのかイカれマッドサイエンティスト」
「最後は間違いを犯すことに怯えるだな。そのくらい許してやれよ。絶対に間違えないどこぞの完璧主義者じゃないんだから。誰だって間違えるし、間違えたくないと思うだろ。そんな小さなことまで一々指摘するな。面倒な奴だな」
夕は言いたいことをいいきり、フェイトを見る。
「フェイト。これだけは言っておく。自分がどんな存在かは自分が決めることができる。お前はアリシア・テスタロッサのコピー人形か?それとも、なのは逹やお前の大事な子供逹が信じるフェイト・T・ハラウオンのどっちだ?。クローンだってことを気にしてるなら今度、なのは逹に聞いてみろ。自分はクローンだから自信が持てませんってな。本気で怒られるぞ。最低でも1週間は話も聞いてもらえないくらいに」
フェイトの頭の中には自分を怒っている皆の顔が浮かぶ。
「ふふ、それは遠慮したいな」
「ならさっさとそこから出てこい。ようやく体が適応したところなんだ」
〈毒に〉
夕のその言葉が終わった次の瞬間、フェイトは自らを捕らえていた赤い紐を切り裂き、夕は足を地面に叩きつける様にして立ち上がりその衝撃で地面を揺らす。
「毒に適応しただと、はったりもほどほどにしろ!」
夕は突っ込んでくるトーレを片手で止める。反撃する前にセッテのブーメランが飛んでくるが反撃できないことは予想済みの夕はあっさりトーレを放す。
夕から毒の効果が消えたのは自らのアブノーマルにより毒に適応し、解毒したからだ
「こいつらの相手を10秒頼めるか?」
それは隣のフェイトに向けられた言葉。
「任せて。新ソニックフォーム!」
フェイトのバリアジャケットが露出の多い、速度を重視したものになる。
フェイトはその凄まじい早さでをスカリエッティと戦闘機人3人を相手に時間を稼いでみせる。
空戦でトーレとセッテの相手をし、スカリエッティの操る赤い糸のような物体を切り裂き、クローンが雲を操り放ってくる攻撃の雨をかわして時間を稼いで見せたのだ。夕に敵がいかないようにスピードと魔力弾で敵をかく乱することも忘れていない。(スカリエッティとクローンは空戦が出来ないので地面から攻撃している)
その間に夕は
「最終ノッキング解除。 凍る火柱発動」
瞬時に地面が凍り、地面に足をつけていたスカリエッティとクローンの体が凍っていく。
「ドクター!」
フェイトと戦っていたトーレは焦る。あのままでは数分でスカリエッティの体は凍りつく。いかにスカリエッティといえど原理のわからない力を防ぐことはできない。クロー
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