22話
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剣の顔は引きつっていた。
「これ、俺も参加しないとやばいんだよな?」
「…そうだね。名指しされてるし、逃げられないと思うよ」
夕は本日二度目の重いため息を吐く。
「はやて」
「なっなんや?」
「俺をスカリエッティのアジトの方へ組分けしてくれ」
「参加してくれるんか?」
「ああ、マッドサイエンティストを思いっきりぶん殴りに行く!」
「………スカリエッティ生きてられるかな?(ぼそ)」
スカリエッティに僅かに同情するなのはであった。
スカリエッティのゲーム開始時刻の20分前、六課メンバーは戦闘体勢を終えていた。
「さてと準備完了だな」
夕は灰色羽織で中は半袖長ズボンの新バリアジャケットを来ている。(イメージはセキレイの懲罰部隊の男性服バージョン)
「夕君はフェイトちゃんと組んでスカリエッティのアジトに突入してや」
「了解」
【いざというときは殺るかもしれない。そのときは頼むぞ剣】
【わかってる。でも可能な限り避けてよね】
【善処する】
「それじゃあ、私と夕は先に出てアコース査察官の見つけたスカリエッティのアジトに行くね」
「気を付けてや」
「夕君、フェイトちゃんをお願いね」
「可能な限りフォローする」
夕とフェイトは車で移動を開始した。移動中
「スカリエッティが指定した時間まであと3分だな」
「うん。ねぇ夕」
フェイトは申し訳なさそうな顔で夕を見る。
「なんだ?」
「ごめんね」
「何の謝罪だ?」
「今回の事件に巻き込んじゃったから」
こいつはそんなことを気にしているのか優しすぎるのも考えものだな。
「フェイトが気にすることじゃない。はやてに誘われた時点で可能性はあると思っていた」
「それでもだよ。私逹が強かったら夕を巻き込まないで済んだかもしれないのに」
「考えすぎだ。そんなに考えてばかりだと潰れるぞ」
「そうかな?」
「少なくとも今回、俺は気にしてないから。お前も気にするな」
「……うん。わかった」
スカリエッティのアジト到着寸前になって緊急通信が入る。
通信の内容はヴィヴィオの体が急成長し、近くにいた。なのはを結界に巻き込んで戦闘を開始したらしい。
「ヴィヴィオがどうして!?」
「………何かを体にされたのか?」
「でもどうやって!?」
「昨日の幻術使いの戦闘機人か、変身能力の様な力を持った敵がいるなら不可能じゃない」
「………厄介だね」
「だが、俺達の任務はあくまでもスカリエッティの逮捕だ。ヴィヴィオのことは心配だがなのはや剣に任せるしかない」
「うん。急いでスカリエッティを捕まえよう。そうすればヴィヴィオを元に戻す方法が見つかるかもしれない」
数十分後
スカリエッティのアジトの前のロッ
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