暁 〜小説投稿サイト〜
東方魔法録〜Witches fell in love with him.
二章 吸血人狼〜Are you a werewolf.
21 小悪〜Eloim, Essaim,frugativi et appellavi.
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しく紅魔館の住人となった私はこの館の持ち主であるレミリア様に紹介されました。凄かったです!悪魔の間で有名なあのスカーレットにお会いできるなんて!オーラというかカリスマみたいなものが滲み出ていました!!そこに痺れる憧れるぅ!!

次に門番と紅魔館の外業務兼、メイドをやっている美鈴さんに会いました。何でも門番と外業務…主に田畑の管理の方が本業でメイドは新しくメイド長があらわれるまでの臨時だそうです。要約すると現在は紅魔館の業務を一人でやっているみたいです。凄いです!ところでメイド長っていつあらわれるのでしょうか?

「私は本の虫〜♪虫は虫でも本を食う虫許せない〜♪」

ふふ♪本の整理をしながら思わず歌を口ずさんでしました♪
ここは素晴らしい仕事場です!本に囲まれ、凄い人達に囲まれて小悪魔幸せです!本の量は膨大ですがそれだけに整理のしがいがあります!

そんな紅魔館にあるヴワル魔法図書館には不思議なことが一杯で、いくら整理しても棚が足りなくなることが無いんですよね。
あと、他と比べて小さな新刊用の本棚があってですね、その棚は普段は空ですが、気が付くと最低でも一日一冊、多いときには十冊ぐらいの新しい本が入っているんですよ!
逆に本で埋めて新しく本が入らないようにしてみたんですけど、しばらくすると、いつの間にか入れていた本が消えていて新しい本が入っていました。本が消えたことでパチュリー様に怒られてしまいましたが……

パチュリー様や明希様にも聞いて何故かはわからないそうで、気になった私は一回だけその本棚をずーっと見続けて見ました。だけど、まばたきした瞬間に新しい本が入っていたので本が入る瞬間を見るのは諦めました…。

まだまだ不思議がありそうなこの図書館。もしかして本によく出てくるような隠し部屋とかあったりして!

「まさかですよねー。…あれ?この本、未整理ですかね?」

真っ紅な背表紙の本でその本が入っている本棚の中で何だか違和感がします。
私は本の内容を確かめようと本を手に取ろうと本棚から出そうとしたら……

ガチャ!ゴゴゴゴ!

「これって…大発見?……パチュリー様ー!明希様ー!」
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