暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0618話
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「アクセル!」

 中華連邦のとある海岸付近。俺達はそこで洪古と合流する事に成功した。

「洪古、約束通り戻って来たぞ」
「空中浮遊する戦艦だと聞いていたが……どこにあるんだ?」
「ミラージュコロイドというステルスシステムを使って、少し離れた場所に待機している。何しろ大きさが大きさだ。迂闊に姿を見せれば中華連邦のレーダーに察知されるだろうからな」

 俺の言葉に洪古が頷き、小さく頭を下げてくる。

「すまんな、出来ればロンダンを隠してある場所にお前達の艦も隠せれば良かったんだが……」
「無理を言うな。俺が洛陽から盗んできた機体だけでも隠すのに精一杯なんだろう? あるいは、ロンダンやダーロンダンなら中華連邦で採用している艦だから見つかっても一応の誤魔化しは効くが、全く未知の艦であるシロガネだと一発でアウトだしな」
「……そうだな」

 溜息と共にそう吐き出す洪古。
 そもそも星刻の組織は人材の質は一定以上の者が多いが、量の面で言えばまだまだ小さい。つまり、それだけ影響力が小さい訳だ。俺達シャドウミラーがいるからこそ建国という手段を選択したが、そうでなければ原作にあったように洛陽やその周辺を押さえる程度の戦力しかないのだ。

「それよりも、例の映像は持ってきてくれたか?」
「ん? ああ、これだ」

 俺の言いたい事が分かったのだろう。持っていたバッグからPDAを1つ渡してくる。

「この中に映像データが?」
「ああ。そこのスイッチを押せば再生されるようになっている」

 洪古に指示されたスイッチを押してPDAを起動すると、星刻の姿が画面に現れる。そして、天子を助け出す為にこの映像データを持っている男に協力して貰っている事、この男は一応信用出来るので安心してもいい事といった風に、星刻が映像の中で話している。
 ……一応信用出来るってどうなんだろうな。
 そして5分程の映像が終了すると、自動的にPDAの電源も切れる。

「どうやら問題無いらしいな。……さて、じゃあこれからどうするかだが。星刻はエリア11に、香凛はそれを迎えに行っているんだよな?」
「ああ。予定では戻って来るのは例の海氷船の件もあるし、特区日本の式典後になる筈だったが……少し早めに戻って来る予定になっている」
「だろうな。そして俺達が動くべき時もその時だ。……となると、天子の救出は今夜だな」
「天子様の救出……頼んだぞ。星刻だけではない。我々全ての民があのお方の存在を心の拠り所にしているのだから」
「問題無い。この世界で俺をどうこうできるような奴はいないし、何よりも転移魔法を妨害する手段なんてないしな。それよりもKMFを運ぶ為の人員は連れてきたか?」
「勿論だ。KMFはあればあっただけ戦力になるからな」

 その後、洪古と打ち合わ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ