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転生とらぶる
コードギアスR2
0618話
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せをし、ホワイトスターで作ったヴィンセント・ウォード、ガレスをそれぞれ引き渡し、同時にミサイルランチャーを装備して遠距離戦に特化させたガン・ルゥと、その設計図も同様に引き渡してその場で別れる。その日の夜中に再び合流する事を約束して。





「……妙に兵士が多いな」

 視線の先には洛陽の街中。だが、以前来た時とは違って兵士の数がかなり多くなっており、銃を片手に警備をしている。
 そんな兵士達を数秒程眺めた後、近くにある屋台へと向かう。

「肉まんを1つくれ」
「あいよ」

 金を払い、肉まんを受け取り1口、2口。……以前同様にいまいちの味だ。
 そんな感想を顔に出さずに、屋台の店主へと声を掛ける。

「久しぶりに洛陽に来たんだが……妙に兵士の数が多いな。以前はこんなんじゃなかっただろう?」
「ああ、少し前にこの洛陽の近くにある軍事基地が襲撃されてな。その影響を受けて警備が厳しくなっているんだ。お前さんもその外見からいってEUかブリタニアの人だろう? 今は外国人が迂闊な行動をするとあっという間に捕まってしまうから、気を付けた方がいい。……個人的には、早く洛陽を出る事をお勧めするよ」
「……なるほど」

 まさか俺達の行動が原因だったとは。いやまぁ、実際首都のすぐ近くにある基地が襲撃を受けたりすれば警戒も厳重になるか。むしろ自分の身が可愛い大宦官であればこそ、より警戒を強くするんだろう。

「そうだな。用事が済んだらなるべく早くこの国を出るとするよ」

 店主にそう声を掛け、そのまま屋台を後にする。
 確かに軍事基地が襲撃されれば警戒も厳しくなるだろう。だが……甘い。いや、無知だと言うべきか。魔法をこの世界で探知するのはまず無理だろう。
 もっとも魔法の存在を感知したりしたら、それこそ驚くだろうが。まぁ、シュナイゼルやルルーシュ辺りなら辿り着く可能性が無いでもないか? だが、この中華連邦で唯一そこへと辿り着けそうな能力を持っている星刻は既にこちらに取り込み済みだ。ブリタニアや黒の騎士団が気が付いても支障は……いや、あったな。もし気が付いていたとすればフレイヤの奪取に関しては多少慎重にならざるを得ないか? もっともこの世界の兵器では、例えそのフレイヤを使ったとしても物理現象である以上は俺に毛程の傷を付ける事も出来無いんだが。
 そんな風に考えながら街の中を進み、やがて見覚えのある中華料理店へと辿り着く。そう、洛陽が厳重に警備される原因になった基地襲撃の時にサポートして貰った場所だ。

「いらっしゃ……」

 笑顔を浮かべつつも客を出迎えようとした店主だったが、入って来たのが俺だと気が付き微かに表情を引き締める。

「腹に溜まりそうなのを適当に見繕ってくれ」
「あいよ」

 俺の言葉に小さ
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