暁 〜小説投稿サイト〜
ビッチちゃん、怪物たちには気をつけて。
第1部
吸血鬼の甘い罠
プロローグ

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〜花宮サイド〜

 『…ここなのです?』

 『なぜ疑問形!?こんな汚いところの訳…』

 『いや、やはりここなのです。梨絵、失礼発言はばってんなのです。でも本当にお化け屋敷みたいな  
  のです。』

 『ほーらっお姉だってそう思ってんじゃん!ココ、ユーレイいるんじゃない?ほら。だーれーかーい  
  ーまーせーんーかーーぁ??』

 『ちょっ、、ちょっと待つのですぅ。。。』


〜逆巻サイド〜

 「…なんです?あの騒々しいメス猫共は。」

 「…五月蝿い。昼寝の邪魔だ。レイジ、止めてこい。」

 「…あいつら連れてきて早く吸っちまおうぜー?俺2日も食ってねーんだけど。」

 「…アヤト君、おんなのこの扱い方下手くそだからねーぇ?あのビッチちゃん達、けっこうかわいー

  よ。んふっ」

 「…どうでもいいですけど、その時は僕とテディの分も残しておいてくださいね。さっきからテディ

  泣いてます。あの人たちのせいです。許せない…」

 「…あの手の女は苛めたくなるな。。つーか、あいつらめっちゃ似てね?」


〜花宮サイド〜

 『もーぉ、お姉ったら。は・ず・か・し・が・り・や・さ・んっ☆アタシがチャイム押してあげる

  ー!ぴーんぽーん♪』

 『えっ?まっ待つです!!』


 〜チャイムの音は鐘の音 怪物たちが目を覚ます
  
          そこに迷った猫たちは 2度と戻ってこられない〜

 
           惨劇の物語が 今、動き始めるー

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