二人の優しさ
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いつつ無月はベットからおり近くに掛けられている自分の上着を取り着る。
少し、重いが動ける。そう確信し深呼吸
「もう動いて大丈夫なのか?
なんならまだ休んでもいいんだぜ、待ってやるから」
「私も、時間は有りますし
もう一眠りした方が良いのでは?」
身に染みる。
久しぶりに感じられる、人からの心配される。
叔父以外からの優しさ、
「ありがとう。」
何故かは解らない。
涙が溢れ出す、無月はそれを見られない様にとっさに顔を下げ視線を無理矢理に下げる。
「じゃあ、もう一眠りするわ、」
「はい、お休みなさい。」
「おう、でも寝すぎるなよ。」
うるせー、
そう言うはずだったが意識は夢の世界に落ち消える。
だがこれだけは言いたかった。
(歳月、一条、ありがとう、)
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