第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
運命の魔術師は皆様々な意味で特殊だ by先生
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
た
とりあえず基本魔術一通りと投影の基本だけはマスターできた
投影に関してはアーチャーがすごいうまかった、というか本物と見分けがつかない
俺の投影はやはりアーチャーと比べると雑だ
まあ、アーチャーは俺のを見て、良くできていると一応は感心してくれたが
ただ、これは普通の投影に関してだ
物質を理解し、再現する。それを解析によって行うにはさすがにつらいものがある
しかし、しかしだ
(これでいいか)
俺は部屋にあるランタンに手を置く
「検索」
もし、すべての情報があるアカシックレコードに接続し、そこからコピペの要領で持ってくれば
「発見....複製」
それは。本物と同じ物になるのではないのか?
「入手」
俺の反対の手には全く同じランタン。解析をしても全く同じ物だ
これが俺の魔術。いやどうだろうな、魔法になるのか?一応俺はこれを"複製"と呼んでいる
これは投影にはない利点がある
戦闘中にそんな暇はない気がするが、検索してくればたとえ現物を知らなくても創れるのだ
というか戦闘中にそんなことしてたら情報量で頭がパンクするわ
「成功か....まあ戦闘中にやるとすれば相手の宝具を複製するくらいか」
それでも十分強い。ただし、真名解放は無理かもしれないが
さてと、遠坂達はいま学校だし、どうしようかねぇ
<たまにはかまってくれよ〜う>
「アルティメイタムか、久しぶりだな」
俺のデバイスをこの世界で使うわけにはあまりいかない
異端だし、必要以上に注目を浴びるからな
とりあえず、今すべきことは
「練習あるのみかな」
俺は木剣を投影して、剣術の練習をしようとしたときに、事態は動いた
パキンーー
そういう音が頭に響いた
ーー「遠坂、これを」
俺は遠坂に小さい刀を渡した
「これは?なにか魔術的なものを感じるけど」
「俺が作った刀だ。まあ守り刀だ」
そう、これは俺が作った刀。文字通り魂込めた刀
すなわち俺の半身でもある
俺は先生から刀鍛冶を学んだ。それの応用だ
「そう。なら持たせてもらうわ」
だがこの刀にはある仕掛けがある。それはーー
(魔術が起動したっ。転移ーー座標指定、安全確保!!)
保持者の近くに大規模魔術が起動した際に割れる
そうただそれだけ
しかし半身である以上、割れたという情報はすぐに届き、座標もわかる
すなわち
「遠坂!!」
「え?遠藤くん!?」
すぐに転移できるーーーーー
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ