暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
やっぱりハッピーエンドはアレだよねby???
[1/28]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
†††Sideなのは†††
(まさかプロポーズの場面に立ち会うなんて思いもしなかったなぁ)
ルシル君のあまりに突然なプロポーズって言うサプライズ。テレビの中でしか見たことのないよ、実際にプロポーズする場面って。にしても本当にいきなりだった。カルナージでの私たちの会話を聞いていたからかな。
――私ってここまで独占欲強かったかなぁ?――
――そこまで気になるんだったら、さっさと結婚しちまえよ、おまえら――
――結婚したとして、ファミリーネームなどはどうするんだ?――
――フェイト・テスタロッサ・セインテスト・ハラオウン・フォン・シュゼルヴァロード、とか?――
――どこの芸術家の名前だそれは?――
――結婚ってまだ早いよ――
――早いつってももう二十六だぜ? 早くしねぇと行き遅れるんじゃねぇか?――
ってやつ(最後のヴィータちゃんの言葉には素で傷ついた)。たぶんそれだけじゃないんだろうけど。二ヵ月前のスンベルでの一件。シェフィリスさんと何かしらの話をしたんじゃないかな、って思ってる。だからルシル君は決意したんだ。今のフェイトちゃんとの関係を変えるって言う大きな事を。
フェイトちゃんとルシル君は恋人の関係だけど、私たちにはさらに仲良くなった友達っていう関係にしか見えなかった。フェイトちゃんは気付いていないかもだけど、恥ずかしいとか早いとかで一歩引いてたんだよね。それを変えることの出来る、一歩進む事の出来る言葉が、プロポーズなんだ。
(ルシル君は望んだんだね。形だけの恋人じゃなくて、その先を)
フェイトちゃんも応えたし(まぁ断るわけないよね)、フェイトちゃんも望んだんだ。ルシル君と本当の意味で先へと進む事を。やっとだよ、ホント。
「ビックリしたね、なのはママ。ルシルパパがフェイトママに、その、プ、プロポーズするなんて」
自室に荷物を置いて戻ってきたヴィヴィオがそう言って頬をうっすら染める。ルシル君のプロポーズを思い出して照れちゃってる。可愛い♪
でもいつかヴィヴィオにもプロポーズをしてくれる男性が現れるんだろうな。ちょっぴり寂しいな。だけどそれ以上に嬉しい。ヴィヴィオを大切に想ってくれているって事だから。
「そうだね〜。ビックリしちゃったね♪」
と同意して、フェイトちゃんとルシル君から連絡が来るのを待つ。今頃、リンディさんやクロノ君、エイミィさんとアルフに話しているかな?
あーでも絶対に一発で婚約OK貰えるはずだよね。リンディさんとエイミィさんとアルフは、フェイトちゃんとルシル君の結婚を望んでたし。クロノ君は・・・たぶん祝福してくれるはず。親バカだけど、シスコンじゃないはずだから。
「なのはママ」
「ん? どうしたのヴィヴィオ」
何か不安があるのか、
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ