暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
やっぱりハッピーエンドはアレだよねby???
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、子供の頃から全然・・・・

(・・・・あ、ユーノ君・・・)

そこまで考えたところで、ふと浮かんだユーノ君の顔。私に魔法をくれた大切な友達。現在(いま)の私があるのは、ユーノ君のおかげだ。ユーノ君と出逢えたから、ユーノ君が魔法を教えてくれたから、今こうしてヴィヴィオのママで居られる。
それだけじゃない。シャルちゃんと出逢えた。フェイトちゃん、アルフと出逢えた。ルシル君と出逢えた。クロノ君にリンディさん、エイミィさんと出逢えた。はやてちゃん、ヴィータちゃんとシグナムさん、シャマル先生とザフィーラ、リイン、リエイスさんと出逢えた。スバルとティアナ、エリオとキャロと出逢えた。多くの人と知り合えて、友達が出来て、夢の無かった私に夢が生まれて、私の世界が広がった。

「ユーノ君・・・・」

「?? ユーノ司書長がどうしたの?」

「なのはママ、本当に鈍いんだなぁって思ったの」

「??」

シャルちゃんより早く、フェイトちゃんより早く、ルシル君より早く、クロノ君たちより早く出逢っていた人。どうして今まで・・・・気付かなかったの。胸の痛みが綺麗さっぱり無くなった。ルシル君への想いはもう思い出として小さくなったんだ。

――私は今度こそフェイトちゃんとルシル君に幸せになってほしい。そう思うんだ――

――なのはも幸せになんないとダメだよ? 相手も身近に居るんだし、そろそろ将来を考えないと――

――相手? 私にそんな人、身近に居ないんだけど・・・――

シャルちゃんが戻って来たときに私に言ってくれた言葉。その時はああ言っていたけど。身近に居る相手。シャルちゃんはきっと・・・。

(ユーノ君のことを言ってたんだ)

出逢ってからずっと大切な友達だった。あまりにユーノ君が身近過ぎて思えなかった事。うん、言い訳だけど、ユーノ君との出逢い方にも問題があった。ユーノ君と初めて逢った時、ユーノ君ってフェレット形態だったんだもんっ。
あとで人間の男の子だって判っても、どうしても異性とは思えないほどにフェレットが馴染んでいて・・・。でもそうだよね。ユーノ君だって男の子なんだ。今になってそうゆう風に捉えるなんて。

「え? なのはママどうしたの本当にっ? 顔がいきなり赤くなったよ!」

「うあぅ、ごめんヴィヴィオ。今はスルーして・・・」

ヴィヴィオを抱きしめていた腕を戻して、両手で顔を覆い隠す。一度そういう対象として考えてしまうと、あとはどうしようもなくノンストップだ。

†††Sideなのは⇒はやて†††

「にしてもビックリしましたねぇ〜」

「だなぁ〜。つうか初めて見た、プロポーズっていうの」

「わたしもですよっ。フィクションでなら見たことありますけど。実際に見ると・・・はわぁ、今でもドキドキ
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