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とある英雄の学園生活
第36話 ネイとシェリル 
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にダークエルフのネイとエルフのシェリルさんが持ってきた材料を持ってキッチンに向かった。

 お風呂から出てきたアリスの髪を拭きながらネイとシェリルさんのことを説明した。

 「私はいいよ」

 アリスは笑顔で了承した……だが
 
 「いやいや、とにかく今作ってくれている料理で判断しよう」
 
 ここは譲れない。
 
 「キラがそう言うならそうするけど、別に料理が美味しくなくても2人が住むのはいいよね」
 
 「……いいのか?」
 
 「部屋は余っているし、それにネイ先生とは仲良くなりたいから」
 
 確かに先日の外食の時俺を挟んで座りいろいろと喋っていた気がする。
 主に俺の話だった気がするが。
 
 「けど食べれない料理だったら、ネイに料理ができる人材を再度見つけてもらおう」
 
 「それはそうだね」
 
 2人で笑いながら話していると誰かが部屋に入ってきたみたいだ。
 
 「2人共失礼なことを言っているわね。食事の用意ができたから食堂まできて」
 
 振り返ってみるとネイがヒヨコの絵が書いてあるエプロン姿で仁王立ちして立っていた。
 不覚にもエプロン姿でポニーテールのネイに見とれてしまった。
 
 「ん、どうしたの?」
 
 俺は我に返り
 
 「よし、ネイとシェリルさんの作った料理を食べさせてもらうか」
 
 「行こ、キラ」
 
 「さっき言っていた言葉を訂正すると思うわよ」

  ネイとシェリルさんの合作料理、少し不安もあるがとにかく食べさせてもらうか。
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