真の事実と猿
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ヴァーロードの闇の力が封印されている。
いや、されたと言った方が正しいだろうな。
「本当の神?なにか知っているようだな」
「教えてやるよ、その魔獣創造には神話の神より上位の真の創造主、オーヴァーロードの闇の力が封印されている」
曹操が笑いだした。
「そうか、真の神か!!」
興奮したように笑っている。
「おい、聞いたか?ゲオルグ、真の神だ!この事実だけで天使勢力は分裂するぞ!!」
「ああ、真の神、なぜそれをやつが知ってるかは知らんが、本当だとしたら世界が変わる!」
「おいおい、なんでこれを教えたか?わからないのか?」
「なに?」
曹操がそういえばといった顔をした。
「真の神は人間を造り出したがそれと同等の力を持つ、オーヴァーロードの光の力と戦い、光の力は人間に自分の力を分け与えた。いいか?闇の力は光の力を拒む。つまり魔獣創造はその光の力を持つものを殺すための能力を引き出してるだけだ」
「どういうことだ?光の力?聖書の神とは違うのか?なんだそれは」
全くわかって無いようだ。
「お前ら、少なからずも英雄だろ?光の力、つまり特殊な能力、アギトを有するものをアンノウン、いやロード怪人を使って間接的に殺し、自分の愛する人間だけの世界にしようとした。つまり、お前らが闇の力を解放すれば、お前らの嫌いな人外は消えるが、特殊な力を持つお前たちも消えるってことだ」
「ハハハ!どうして話したか分かったよ!自分達を、仲間を殺そうとするやつの封印を解かない、そう考えているんだろ!!」
「あ、ひとつの訂正、闇の力は人間に拒まれたゆえ、全てをリセットするつもりだ」
「っち!」
さすがにリセットは嫌なようだ。
「ひとつ聞く、その闇の力はグレードレッドより強いか?」
「恐らくな。ま、それを越える力は無数にあると言っておこう」
例えば究極の闇をもたらすものとか光を支配せし太陽の神とか無限に進化するやつとか
「けっこう知ってるな」
クウガのベルトもあるのか?
「まあ、いい、時間は稼げた。ゲオルグ、『龍喰者』を召喚する準備に取りかかってーーーーー」
魔法陣の奥に巨大な力を感じるが、最強と言われるほどではない。
「・・・・・違う。グレードレッドではない?・・・・・あれは、それにこの闘気・・・・・・ッ!」
ドラグレッターと同じ東洋タイプの龍。
「ーーーーー聖海龍童、玉龍かッ」
五代、五大龍王か
「大きな『妖』の気流、それに『覇』の気流に、よくわからん力。それらによって、この都に漂う妖美な気質がうねっておったわ」
よくわからん力はティラノスライガーだろう。というか、ティラノスライガーは狐の上にのって動きを止めている。
「というか、なんじゃ?それ?龍
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