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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜]U〜
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に腹が立つ。砲弾を構成していた氷が砕けて無数の破片となり、砲撃を拡散するための反射板と化していた。砲撃は反射板へ進む。こうなってはもう覚悟するしかない。
「避けて避けて避け続けるっ!」
乱反射による無差別軌道砲撃。ちょっとした油断が命取りだ。
†††Sideルシル⇒フェイト†††
「「っ!?」」
私とシェフィリスさんの間に振ってきた極太の砲撃。その数4。地面に着弾した砲撃が爆発を起こす。でも巻き起こすのは爆炎じゃなくて氷雪と冷気。地面が露わになった時、そこは一面銀世界。全てが氷結されていた。問題は空。どこから砲撃が?だった。ここで私は思いだす。ルシルは一体どこ?って。その答えが、さっきの上空からの砲撃だった。
『ちょっとルシル! しっかりリーヴスラシルの攻撃を受け持って! 危うく私とフェイトさんに当たりそうだったでしょっ!』
シェフィリスさんが空を見上げて念話での怒声を飛ばした。ルシルはここよりずっと高い空に居た。しかも戦ってる。今まで気付かなかった自分の間抜けさを痛感してしまうほどに巨大な氷雪製の船と。
長さ200m・幅20mくらいの船体。その両側から巨大なオールが左右それぞれ・・・ん?
左右で数が合わない。あぁそうか。ルシルが破壊したんだきっと。確認出来る八本のオールが飛び出していて、空を漕ぐように動いてる。それに、たぶん船上からさっき降ってきた砲撃と同じような攻撃がルシルに狙いを定めて放たれ続けてる。
『仕方ないだろ! 避けなければ墜とされていたんだ! はぁ。・・・・それはそうとフェイト! ケガはないか!?』
『私は大丈夫!』
『そうか。すまん、次は気を付ける!シェフィもすまなかった。というか、今回のリーヴスラシルの攻撃、性質が悪くないか!?』
『ルシルの腕が鈍ったんじゃないの!?』
『・・・・そんなまさか』
ルシルが蒼い閃光の尾を引きながら、空を縦横無尽に翔けながら砲撃や魔力弾を避ける。でもちゃんと回避の最中でも、
――
女神の陽光
(
コード・ソール
)
――
特大炎熱砲撃ソールを連発。リーヴスラシルに直撃。爆炎が噴き上がるのが見える。でも爆発音が聞こえない。そもそも魔力反応も察知できないし。だから気付かなかったんだ。ルシルとリーヴスラシルって言うあの巨大船との戦いに。
ルシルを掠める砲撃。堪らず「ルシル!」って叫ぶ。一瞬だけ私を見て頷いた。大丈夫だ、って意味を込めた視線付きで。なら私もと思って、頷き返した。ルシルを安心させるように。ルシルはそのままリーヴスラシルとの戦闘に意識を向けて、光となって空をまた翔けだす。
「ねぇフェイトさん。私ね。死んだ今でもルシルが好き。永遠に変わらない想い。
堕天使
(
こども
)
たちを救って、テスタメントから解放されて、アースガ
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