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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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パパ。行ってきて。大切なことなんだよね? この選択は。それをお手伝いするなら、わたし頑張れるよ」

愛娘(ヴィヴィオ)に言われたんだ。もう反対意見は許さないぞ」

リエイスさんに詰め寄られて、ルシル君もついに「判った。任せる」って折れた。フェイトちゃんは始めから従ってくれるつもりだったようで、こくんと頷いた。これで決まり。私が代表としてもう一度フノスさんと話す。

「お待たせしました、フノスさん」

「いえいえ。では、始めましょうか。皆さん。皆さんの誇りでありパートナーを構えてください」

フノスさんの右手に虹色の魔力の光が生まれる。右手から溢れ出る光は徐々に集束していって剣を形作っていく。

「神造兵装第二位、神剣グラム・・・・」

ルシル君が、フノスさんの小さくて白く綺麗な右手に収まる大剣の銘を言う。ルーンが多く刻まれた、上に向いてゆるりと曲線を描く黄金の柄。柄幅いっぱいから伸びる二等辺三角形状の刀身(幅40cm・長さ1m弱)は、ルシル君の“グングニル”と同じ薄い水色のクリスタル。私たちもデバイスを起動。“レイジングハート”の先端はフノスさんへ。

「ブースト3!」

初っ端から出し惜しみなくの全力。ブラスタービットも四基展開。

「お互いに準備が完了しましたね。では。コホン。アンスールが将、魔道王フノス・クルセイド・アースガルド・・・。参ります」


VS―?―?―?―?―?―??
其はアンスールが魔道王フノス
??―?―?―?―?―?―?VS


始まった。始まってしまった。魔術師の頂点、英雄の中の英雄、次元世界を生み出した母・・・フノスさんとの戦闘が。

「行って! フェイトちゃん、ルシル君!」

――エクセリオン・バスター×5――

――クラウ・ソラス――

――ファントム・ブレイザー×2――

――紫光掃破(ハーツイーズ・ドライヴ)――

一斉に散開して、私、リエイスさんとユニゾンしたはやてちゃん、ティアナ、レヴィ(モードバスター)の四人が目晦まし(ダメージが入れば儲けもの)のための砲撃をフノスさんへと放つ。フノスさんはその場に佇んだまま、砲撃の雨にその小さな体を自ら矢面に立たせる。

――多層甲冑(ゴスペル)――

爆発が連続で起こって、フノスさんが爆煙に包まれる。

「行こうルシル!」

「・・・・・ああ!」

――瞬神の飛翔(コード・ヘルモーズ)――

フェイトちゃんが空に上がって、ルシル君も空戦形態になってフェイトちゃんに続いた。フノスさんがそれを妨害しないか注意していたんだけど、やっぱり何もしなかった。今の砲撃で墜とされたわけじゃないのに。

「ありがとうございます。私の意図を察していただいて」

煙幕の中からフノ
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