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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜]T〜
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んは「はい、どうぞ♪」と微笑を向けてくれた。「ありがとうございます」とお礼を言ってから、みんなを集めて円陣を組む。
「みんなはどう思う?」
「明らかにフェイトちゃんとルシル君を先に行かせようとしとるな」
「え? あ、やっぱりそうなのかな・・・? フノスさんにずっと見られていた気がしてたから」
「そうだとしても私は残った方が良いんじゃないか? フノスの強さは反則だ。お互い制限されているから、フノスを相手にして手も足もでないという状況にはならないはずだ。それに二人一組なら、スバルとティアナ、ルーテシアとレヴィなどと言ったベストペアも居る」
フェイトちゃんとルシル君もどうやら気付いているみたい。でもルシル君は、自分が残ってた方がいい、って私たちの案をやんわり拒否。そして突然話を振られたスバル達は挙動不審に。結構大役だもんね、この中から先に行くのって色んな意味で。そこにリエイスさんの援護射撃。ルシル君の援軍じゃなくて、私達の・・・。
「ルシリオン。お前も判っているはず。ゴールまでの道のりに果たして何も試練が無いと言い切れるのか、と。私の考えはとしては、
否
(
ナイン
)
。そんな甘いわけがない。間違いなく・・・」
「・・・・シェフィ、か・・・」
「そうだ。お前とテスタロッサを先に行かせようとしたのは、おそらくシェフィリスが待っているからだ。お前たち以外の他のメンバーが行ったとして、勝てるのか? 氷雪系最強の魔術師相手に?」
ハッとする。そうか。リエイスさんの言う通りだ。“アンスール”の魔術師が一つのお題に複数人現れ始めたこの最終エリア。今回もそうかもしれない。フノスさんは、フェイトちゃんとルシル君、そしてシェフィリスさんの三人だけの時間を作りたいんだ。ルシル君が俯いて、沈黙する。どうしよう・・・えっと。うん、ここは・・・。
「ごめん、みんな。協力して。フェイトちゃんとルシル君の二人を先に行かせる。いいよね?」
半ば強引に同意を求めてみる。リエイスさんの考えは推測だろうけど、でもそれが正解だと思う。シェフィリスさんは待ってる。ルシル君を。フェイトちゃんを。だから二人を向かわせないと。みんなもそれを解ってくれたから、みんな頷くっていう形で賛成の意を示してくれた。
「ありがとう、みんな。それじゃフェイトちゃん、ルシル君。多数決で決定だし、このお題を出した青チームのリーダーとして・・・お願いする。二人は先に行って。フノスさんは私たちが相手するから」
「そうやな。それに、100%勝てへんやろうけど、最強の魔術師にどこまで私らの魔導が届くか試してみたいしな」
「それはいいですね主はやて。テスタロッサ、セインテスト。そう言うわけだ。お前たちは、お前たちの仕事をこなしてこい」
「フェイトママ、ルシル
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