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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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ル”メンバーを引き連れ先頭を歩くのが、カーディナルレッドのインテーク、長い後髪を背中で結い、頭頂部から二本のアホ毛を伸ばしている、白焔の花嫁ステア。厚手の黒ブラウス・赤リボン・ロングの黒プリーツスカート、ムスペルヘイム軍将軍としての階級章が襟に付いた真紅のロングコートを着ている。

「私、ステア・ヴィエルジェ・ムスペルヘイムが今回のお題の総責任者よ。もうゼフィ様のアナウンスで知っていると思うけど、お題はドッジボール。内野に居る私とジークとフォルテをアウトにしたらそっちの勝ち。で、逆にそっちの内野が全滅したら私たちの勝ち。制限時間は十分。時間切れの場合、アウトになった人数で勝敗を決める。それと、念話などの通信は禁止。これが基本ルールね」

ステアがルール説明をし、どこからともなくボールを取り出して右人差し指でクルクル回しだす。そして「ジーク。お願い」とルール説明をジークに引き継がせる。ジークは嫌そうな顔一つせずに「判った」とルールの説明をしていく。

「このドッジボール、まず顔面はセーフとなる事は憶えておいてください。それと、ただのドッジボールでは面白みがないという事で、そちらは魔法、こちらは魔術の使用をアリとします。アウトの判断基準は・・・、そうですね、実際に見てもらった方が良いかもしれない。カーネル、レン、セシリス、フォルテシア、シエル。手伝ってください」

ジークに名を呼ばれたシエル達が三人一組となって別れる。ステアがジークにボールを放り投げ、受け取ったジークが「見ていてくださいね」と私たちに向け微笑を浮かべた。なのは達からほわぁ〜?とした空気が流れてくる。ジークは格好いいからな、解る。

(フェイトは・・・よかった。ジークの微笑にヤられてない)

ジークは左手に、黄金に輝く柄の短い鉄槌“天槌ミョルニル”を出現させる。
カーネルも刀身が雷のような大剣“剛覇剣フロッティ”を。
レンはケルト十字の様な穂を持つ十字槍“葬槍ミスティルテイン”を。
セシリスは刀身が二つある大剣“煉星剣レーヴァテイン”を。
フォルテは2m弱ある深紫色の柄、その上下にある刃渡り1mの曲線を描く刃を持つ大鎌“宵鎌(ショウレン)レギンレイヴ”を。
シエルは両腕に白銀の籠手“月狼ハティと陽狼スコール”を。

「ステア。その子たちから何かしらの質問があったならちゃんと答えてあげてください」

「了解っす〜、ジーク」

「シエルさんのような神器なら解るけど・・・、ドッジボールなのに武器を・・・?」

「ま、見てれば解るよ。それじゃあゲームスタート!」

なのはの何気ない独り言にステアが耳聡く答え、ジーク達にゲーム開始を促した。そして始まるドッジボールの説明試合。先行はジーク、フォルテ、レンのチーム。ジークがボールを高く放り投げ、「いきます
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