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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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†††Sideリイン†††

フェイトさんたち黄チームが無事に戻ってきました。わたし達のすぐ側に居るシェフィリスさんが何も言わないところを見ますと、お題をクリアしたのは間違いないようです。

「なのはちゃん達に続いてフェイトちゃん達もクリアかぁ。これは私らも頑張らなアカンなっ♪」

はやてちゃんがダブルガッツポーズで意気込んでいます。二連続でお題をクリアという良い流れを、わたし達で止めないようにしないといけませんね。シェフィリスさんに「じゃあ次をどうぞ」とサイコロを手渡されたはやてちゃん。

「よっしゃっ。どんなお題でもアンスールの誰でもどんと掛かって来いっ!」

さすがにアンスールの誰でもというのは勘弁です。あと、お題もどんなものでもというのもちょっと嫌ですね〜。サイコロが綺麗な音を立てて転がって、わたし達の向かうマス目の数字を出しました。みんなで「13」と漏らす。青チームと黄チームに続いて二ケタの数字。かなり絶好調かもです。

「ほんなら行こか。私らの戦場へ」

はやてちゃんがそうビシッと螺旋状のマス目の道に指差すと、「はやてさん、カッコいいですね」とイクスが惚れ惚れしたようなうっとり顔を見せる。

「うむ。確かに戦場になるかもしれんな。お題によっては」

「もう本気でアンスールの人と戦いたくないんだけどな〜」

シグナムはアンスールの魔術師と戦う事にやる気を見せて、アギトは隣でがっくり肩を落とす。同感ですよ、アギト。わたしだってもう本気だとか全力でのバトルは御免です。ルールーとレヴィは「次はどんなお題か楽しみだね」「楽しければ何でもいいよ」って緊張感のないやり取りをするだけ。もしアンスールと戦うようなお題だった場合、最前線に立てコイツぅ〜、です。

「あ、はやてちゃん、シグナムさん達も。どんなお題が出ても頑張ってね」

「アンスールのメンバーの半数はもう出てきているが、まだ出て来ていないメンバーは厄介な魔術師ばかりだ」

「お気を付け下さい、主はやて。ルシリオンの言う通り、未だ姿を見せないアンスールは強い魔術師ばかりです。白焔の花嫁ステア。雷皇ジークヘルグ。呪侵大使フォルテシア。そして人類史上最強の魔道王フノス」

それと氷雪系最強のシェフィリスさんですね。戦闘のお題でなくても戦うような事になるという話を聞いて、わたしはもう心が折れそうです。なのはさん達と少しお喋りして、13マス目を再び目指す。前方のマス目に居るフェイトさん達と軽く頷き合ってから、13マス目の上へと足を乗せる。

『世界最強のチームとドッジボール対決ぅ〜〜ッ♪ ドンドンパフパフ♪ 相手チームを全滅させて、最強という栄光の座を勝利と共に掴み獲れッ! 』

ドッジボール。それはまだ良いとして・・・、最強の“チーム”!? この時
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