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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜[〜
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†††Sideなのは†††
はやてちゃん達がお題をクリアしたようで、マス目のところに戻ってきた。そしてプレンセレリウスさんが私たちの居るスタート地点に現れた。どこか疲れている様子だけど・・・。お題の中で疲れるような事でもやっていたのかもしれない。
「一体何をやっていたんだ? レン」
ルシル君がそう訊ねる。するとプレンセレリウスさんは「参ったね」と苦笑い。
「強かったなぁ、あの娘たち。特にデアボリックとかいう魔法?に一本取られたぜ。アレ、防御を貫いて来るのな? 自分で言ってて情けないけど、アンスールメンバーん中じゃ一番防御力が低いオレには防ぎきれなかったわ」
「戦ったのか!?」
「まあな」
はやてちゃん達がプレンセレリウスさんと戦ったってことに軽い衝撃を受ける。だって戦うお題じゃなかったのに。そんな私たちとは裏腹にアインハルトちゃんとコロナちゃん、リオちゃんだけは上の空。
それも当然かもしれない。ルシル君は教えた。自分の正体、再誕神話、大戦、魔術、“アンスール”などなど。
当然そんな事をすぐには信じてもらえないって思っていたけど、さすがに今までの“アンスール”の戦いを見ていれば嫌でも納得、信じるしかない。だからルシル君とプレンセレリウスさんに恐縮してしまっている。
千年続いた戦争を終わらせた遥か古代の英雄、世界滅亡の危機を救った救世主、次元世界誕生に立ち会った創世主・・・。そんな反応を示すのも仕方ない。
「はやて達がこっちに戻ってこないということは、お題はクリアしたんだな。じゃあ次は・・・私たち青チームだな。レン、サイコロを」
ルシル君はサイコロを受け取るために手を差し出すけど、プレンセレリウスさんは無言で右手で制した。そして、「あの娘たちはオレを倒した。その時点でこのエリアはクリアだ」って聞き捨てならない事を告げた。
「え? それってどういう・・・?」
「あの、戦って勝てばクリアっていうお題じゃないのに・・・?」
「ん? あぁ、オレは管理人だぜ? 管理するエリア内のルールは全部一任されるんだよ。だからさっきのお題で、オレを倒したらこのエリアをクリア、っていうルールに変更したんだ。負けるなんて思ってみなかったしなぁ。でも負けちまった、あはは」
私とフェイトちゃんの疑問に、プレンセレリウスさんは苦笑いで答えてくれた。ルシル君は「お前、それははやて達を侮り過ぎだ。彼女たちは強い」って呆れていた。ルシル君に認めてもらえる。コレって実は結構すごい事なんだよね・・・?
「だな。というわけで、名残惜しいけど次のエリアへ案内しようか」
私たちの足元に光が溢れる。視界が白に染まろうとしている中、「次で最後だ。ま、頑張ってくれ」ってプレンセレリウスさんの優しげな声が聞こえてきた。次で
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