暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜Z〜
[10/21]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
が憑依してるんだ。別に害もないし、時間が経てば勝手に出ていくだろ」

「ホンマに何も悪影響は無いんやな?」

「ルシルの友に嘘は吐かないって」

「・・・・・その目、信じるよ?」

「信じていいぜ。絶対の敵以外には嘘を吐かないのを信条にしてるしさ」

オレンジ色の双眸からは嘘を吐いとるような意思は見られへん。害がない事だけでも良しとしよ。次いで「じゃあもう一つ」と言い、“シュベルトクロイツ”を握る右手に力を込める。

「このゲームをクリアする条件。プレンセレリウスさんを確保する事」

ルールーとシグナムと一緒にプレンセレリウスさんににじり寄る。すると「それも聞けないなぁ。もっとオレ達と遊ぼうぜ♪」って気楽に言ってきた。プレンセレリウスさんの足元にミッドナイトブルーの魔力光に輝く魔法陣が展開された。二重円の中に正五角形と逆五角形を合わせた十角形、その中に円、また中に六角形とゆう魔法陣。

VS―?―?―?―?―?―?―?―?―??
其はアンスールが冥祭司プレンセレリウス
?―?―?―?―?―?―?―?―?―?VS

ガシャァン!と天井に吊るされてたシャンデリアが粉々に砕け散った。室内が暗闇に満ちる。と、廊下からもガラスが砕ける音が連続で響いてきた。

「この暗闇の中、オレを抜けだす事が出来ないほどに捕縛するか。または倒す事が出来ればクリアってことにしよう」

――騒がしき我が友よ(ブリュイヤン・ファントム)――

室内に置かれとる机や椅子、書棚がガタガタ震えだしてフワッと浮いた。世に言うポルターガイスト現象や。生で見んのは初めてやなぁ。
ってそうやなくて! 相手はプレンセレリウスさんで、生身?の人間や。幽霊やないって事は攻撃は通じるはず。

「ルールー!」

「はいっ!」

「「先手必勝!」」

――トーデスドルヒ――

――バルムンク――

多方向からの同時射撃。そやけどプレンセレリウスさんの周囲に浮いとった物が一斉に間に割って入って来て防いだ。爆発による煙幕と残骸が室内に満ちて、視界を悪くしてしまう。

「ルールー、シグナム。部屋を出て!」

そう指示を飛ばして、「クラウ・ソラス!!」と砲撃を煙幕の中に撃ち込む。さらに爆発。手応えは感じられへんかったから避けられたな。二人が部屋を出たんを確認してから私も後に続いて部屋を出る。

「ダメ、はやてさん!」

ルールーにドンと突き飛ばされる。尻餅をついて、なんや?と確認して状況を理解した。明かりが無い。つまり、敵はプレンセレリウスさんだけやのうて・・・

「逃げ場の少ない屋内戦、しかも脱出不可となれば・・・オレ、結構強いんだぜ?」

――暗闇に踊る亡霊(アルメ・オプスキュリテ)――

十何人という幽霊が居
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ