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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜Z〜
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す。ルールーも「元に戻す方法がそれしかないなら捜しましょう」って賛同してくれた。シグナムにその事を説明すると快諾(メッチャ笑顔で頷いてくれた。写真欲しいな)。で、放置されとった“レヴァンティン”は待機モードにして、私が預かることになった。廊下を出てすぐに明かりのスイッチを押しに行く。幽霊に遭遇することなく明かりを点け、いよいよ館主室へゴー!
「明かりも点いた事やし、そろそろリイン達と合流出来るかもしれんなぁ」
「そうですねー。レヴィはこういうの強そうだし早く合流したいかも」
試しに思念通話をリイン達に通してみたんやけど通じん。ま、中央館の四階に来たんなら自然と合流出来るか。で、結局誰とも逢わんと館主室に到着してしもうた・・・・。
「もしかしてシグナムさんに丸投げするつもりでいるんじゃ・・・・?」
「んな不吉なこと言わんといてルールー。少しでも戦力がほしいんやし。プレンセレリウスさんが大人しく捕まってくれると限らんからなぁ」
私にべったり腕を絡めて引っ付いとるシグナムの顔を見上げると、シグナムはきょとんと首を傾げるだけ。うん、シグナムに戦力外通告を出そうな私。シグナムはちょこっと・・というか全く役に立ちそうにない。
「合流するんを待つか、それともこのまま突入か、二つに一つ」
私とルールーの二人でどうにか捕まえられるか? でも逃げるとも限らんし、大人しく捕まってくれるかも。あーでも今までの事からして一筋縄じゃいかんのが“アンスール”や。頭を抱えそうになっとると、館主室の豪奢な扉の奥から物音がした。
(もしかして逃げ出そうとしとる!?)
もしそうならこれ以上は待てん。ルールーに視線を移す。ルールーは察してくれて強く頷いて応えてくれた。するとシグナムも空気を察したんか「怖いけど、私も頑張りゅ!」ってメッチャ噛んだ。
「「ブフッ!」」
もう。こんな時に緊張感が何もあらへん。でも、助かった、今ので無駄な力みが消えたわ。三人で頷き合って、扉を勢いよく開け放った。
「逃がさへんよプレンセレリウスさん!」
かなり広い煌びやかな館主室。その奥の豪華な執務デスクに、プレンセレリウスさんは居った。
「いやぁ、女の子に逃げさないって言われると困るなぁ」
プレンせレリウスさんがセリフとは反対に何も困ってへんような顔して椅子から立ち上がった。
「よくここまで来たな。歓迎するよ。ようこそ、我がエノールの屋敷へ」
私らの前にまで来て、仰々しくお辞儀して迎え入れてくれた。適当に受け取っておき、早速本題に入らせてもらう。
「私からの願いは二つ。まずはシグナムを元に戻してくれるか?」
「それは出来ないなぁ。それを含めてのゲームだから。あぁでも何も心配は要らないよ。オレの泣き虫な妹
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