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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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発、もしくは憂鬱になるとのことだ。憂鬱に関しては憑依されている間にもレヴィの事を見ていたから判る。

「紫電・・・!」

――お間抜けには(ストゥピッド・)無様な踊りが(マレディ)似合いだぜ(クシオン)――

一気に間合いを詰める私へ飛来する人面光弾。複雑な軌道だが、そういう手合いとは今までに幾度と剣を交えてきた。なのはのシューター然りセインテストの射撃然り。複雑さの中で見える確かな道筋。それを見つけ、

「一閃!!」

「うおっ!?」

合間を縫ってプレンセレリウス殿に肉薄。“レヴァンティン”を振り下ろし、叩き伏せる。が、十字槍を水平に構え、紫電一閃を防ぐ。衝突面から激しい火花が散る。このまま押し切るのもいいが時間がかかり過ぎる。そう判断し、“レヴァンティン”を引き、だが距離は開けずにすぐさま横薙ぎの一閃を振るう。
それをバックステップで回避し、今度はプレンセレリウス殿が刺突を放ってきた。穂に何かしらの付加効果があるのか、ミッドナイトブルーの半透明な渦が出来ていた。念のために受けに回らず回避を選択する。大きく後退したその直後、

――デアボリック・エミッション――

主はやての広域殲滅魔法デアボリック・エミッションが発動。咄嗟に床より離れ飛行、全力ですぐ側の階段ホールから階上を目指す。

「なっ!? なんだコレ!? 障壁が貫かれる!?」

姿は見えないが、確実に巻き込まれたようだな。そう言う私もデアボリック・エミッションの効果範囲に巻き込まれそうだ。

『パンツァーガイストで全面防御! シグナムは飛行に集中してくれ!』

『了解した。防御はお前に任せるぞ、アギト』

――パンツァーガイスト――

全身を覆う魔力の障壁。その直後に完全に効果範囲内に入ってしまった。荒れ狂う魔力流の中、何とか防御を貫かれんように頑張ってくれたアギトのおかげで効果範囲より離脱出来た。結局は四階の天井にへばりつく様な情けない格好となったが、墜ちるよりはマシだろう。

†††Sideシグナム⇒はやて†††

私を中心として発動させたデアボリック・エミッションの効果が切れる。
プレンセレリウスさんがどうのと言う前にシグナムの事の方が気掛かりや。
たぶん完全に効果範囲から出るんは不可能やから巻き込まれとる可能性の方が高い。

「リイン、シグナムとアギトが心配や。二階へ行くけどええか?」

『もちろんです! 何かあってからでは遅いですし、すぐにでも行きましょう!』

リインの了承も得たことで、急いで二階へと上がろうとした時、視界が真っ白な光で覆われる。これ・・・転送が始まる合図や! ということは・・・

「プレンセレリウスさんを墜とせたゆう事か・・・!?」

『もしくはシグナムがプレンセレリウス
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