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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜Z〜
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ムとアギトも巻き込んでまう。シグナムは少し逡巡したあと、「いえ、私とアギトは残ります」って首を横に振った。
『デアボリック・エミッションって発動まで結構時間が掛かるから、あたしとシグナムは、プレンセレリウスさんの足止め兼マイスター達の護衛ってこと』
「ええ。そのためにアギトとユニゾンをし、戦闘力を強化したのですから」
『ですけどシグナム、アギト。エミッションに巻き込まれたら、さすがに無傷じゃ済まないですよ』
そう、デアボリック・エミッションはバリア発生阻害効果のある魔法や。いくらユニゾンして強化されとっても巻き込まれたら軽くない被ダメージは必至。シグナムとアギトもそれは承知やった。巻き込まれてもええ覚悟。二人はそれを持っとった。
「我々諸共で構いません。プリンセレリウスは思っていた以上に強敵――いえ、難敵です」
だからシグナム達ごと撃て、言うんか?
私の心情を察してかシグナムは「ご安心を、主はやて。私とアギトとて簡単に墜とされるつもりはありません。デアボリック・エミッション、耐えきってみせます」って笑った。私が何か言う前に、「行くぞ、アギト!」と階段ホールから飛び出して行った。
『はやてちゃん・・・・』
「しゃあない、シグナムとアギトを信じるしかない。下に降りて、発動の準備に取り掛かるで!」
『・・・・はいですっ!』
信じとるよ、シグナム、アギト。
†††Sideはやて⇒シグナム†††
「ん?
実妹
(
テッサ
)
に憑依されてた娘じゃないか。もう解放されたみたいでなにより」
主はやてとリインと別れ、対峙するのは冥祭司プレンセレリウス。こう言ってはなんだが、先程戦ったセシリス殿に比べれば彼自身の戦闘能力は低い。しかし亡霊を操り、憑依させ、その効果で相手を無力化する。絡め手を得意とする術者だ。私の様な真っ直ぐな戦い方をする騎士にとっては厄介この上ない。が、引いてなるものか。
「ああ。随分と恥をかかせてもらった。私の痴態の目撃者が少なかったことが不幸中の幸いだ」
テッサという少女の霊に憑依されていた間の記憶はある。今すぐ消し去ってやりたい。ようやく解放された時、私はアギトとルーテシアとイクス、四人で手を取って円陣を作り、スキップしながらクルクルと回っていた。思い出しただけでもこう・・・なんだ・・・叫びたくなるほど恥ずかしい。
「あんな恥をかかせてもらった礼を貰ってくれ、冥祭司プレンセレリウス殿」
“レヴァンティン”のカートリッジをロード。刀身に火炎を纏わせる。プレンセレリウス殿との距離は約10mもない。一足跳びで十分間合いに入れる距離だ。半歩前に進み出ると、プレンセレリウス殿の周囲に、五つの人面の光弾が光の尾を引いて周回。遅れて元に戻ったレヴィの話によれば、ドジを誘
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