暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜Z〜
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った。15mは離れとるけど、それはもう怖い光景。で、ルールーが私を突き飛ばしたんは、その内の一人が私にナイフを投げたから。ゴツゴツと靴音を鳴らして館主室から出て来るプレンセレリウスさん。

(逃げ道は・・・・。やれるか? いや、やるんや!)

“シュベルトクロイツ”の先端を床に向ける。なのはちゃん程やないけど、床を撃ち抜いて階下へ一旦離脱――でいこう! 「クラウ――」って砲撃を撃とうとしたところで、

「ブリーゼ・ケッテ!」

フォゲットミーノットに輝く風のバインドがプレンセレリウスさんを捕縛。引き千切りに入ろうとしとったプレンセレリウスさんへ間髪いれずに、「捕らえよ、凍てつく足枷!」とリインの、

――フリーレン・フェッセルン――

凍結捕縛する魔法が発動。二重の拘束に捕らわれてしもうたプレンセレリウスさん。

――紫光破(ハーツイーズ・ストライク)――

さらに幽霊たちの背後からすみれ色の砲撃が来て、幽霊たちをすり抜け私らの居る足元の床を撃ち抜いた。

「はやてさん! ルーテシア!」

リインとイクスが来て、レヴィとアギトも続いて来てくれた。全員集合やな。でも再会を喜んどる暇さえない。プレンセレリウスさんを捕縛しとる氷にヒビが入ってくし、幽霊たちも呻き声の合唱をしながら近づいて来る。

「みんな、一旦階下へ離脱! 作戦を練るよ!」

「「「「「了解!」」」」」「はーいっ♪」

シグナムだけはニッコニコな笑顔でバンザイしながら応えた。事情を知らんリイン達が「え?」ってシグナムを見る。私は「話は後やっ!」って、レヴィが撃ち抜いた穴から三階へと飛び降りる。

†††Sideはやて⇒レヴィ†††

「じゃあシグナムは幽霊に憑依されてあんな・・・・」

一階まで降りて、中央館の中心にあるダンスホールに一時避難。ここだけはミラーボールや床に置かれたライトが壊れずに残っていて、ダンスホールを明るく照らしていた。そのおかげで幽霊が出る事がない、ということで避難所に決定。直に床に座って、作戦会議を焦らず行える事になった。

「そうなんや。プレンセレリウスさんの妹さんが憑依しとるらしいわ」

アギトの何とも言えない問いに応えるはやてさん。シグナムさんはミラーボールの七色の光にキャッキャッ騒いでる。クールなシグナムさんがなんて・・・なんて面白い事に!
動画を撮影しようにも上手くいかずに断念。デバイスの機能は戦闘関連だけの事にしか働かない事に気付いた。しょうがない。脳裏に焼き付けるか。

「プレンセレリウスさんは結構厄介や。アンスール最弱ってのも嘘みたいにな。一切の攻撃が通用せんくて、私らの防御を無視する攻撃が出来る幽霊。そんな厄介な幽霊を自在に操れる」

「幽霊は確かに厄介だけど、プレンセレリ
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