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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜Y〜
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†††Sideレヴィ†††
三つ目のエリアは、綺麗な夕陽に染まる遊園地。新しいエリアに来た事で、体が元に戻ってる。よっしゃあっ!で、わたし達は今、このエリアのマスターと対峙していた。夕陽の所為でハッキリと判らないけど、蒼い長髪をポニーテールにした若い男の人。服装はルシリオンやカーネルさん達と同じ長衣(色はたぶん深紫)にロングコートに編み上げのロングブーツだ。
「オレがここのエリアマスターだ。名前は、プレンセレリウス・エノール・スヴァルトアールヴヘイム、よろしくなっ!」
左手を腰に当てて、右手の親指を自分に向けながら自己紹介したプレンセレリウスさん。
「おう、親友! 随分とハーレムを楽しんでいるみたいじゃん、羨ましいね〜♪」
「馬鹿な事を言うな。とりあえず、お前を倒せばクリアだな。よし、歯を食い閉めろ」
ルシリオンがいきなりプレンセレリウスさんの撃破を宣告、指をポキポキ鳴らし始める。みんなが唖然となる。プレンセレリウスさんも「随分と舐めてくれるじゃないか、ええ?」ってジト目でルシリオンを睨んだ。
「ルシルパパ、もし戦う事になったら、相手はわたし達になっちゃうんだけど・・・」
ヴィヴィオにそう言われたルシリオンは、「おそらくヴィヴィオ達でも勝てると思うが」って信じられない事を言った。ヴィヴィオ達でも勝てる“アンスール”の魔術師? 今までの戦いを見たら、かなりの実力者でも束になっても勝てないって感じなのに。
「おーいおいおいおい。もしかしてそこの女の子でもオレに勝てるって思っているのか? そこまで弱くないぞ、オレ。確かにアンスールの中じゃ一番敗北数が多いけどさ」
これまたとんでも発言。ルシリオンとプレンセレリウスさんの二人だけのやり取りを眺めながら、わたし達は二人から数歩引いて、
「ルシルさんの仰る通りでしたら、ここは戦闘してクリア、という選択肢を取りますか?」
うわぁ、あのイクスまでもが珍しく力押しな意見を出してきたよ。スバルも「イクス、結構大胆な考えを出すねぇ」ってビックリしてるし。
「なのはさん達は、ルシルさんとシャルさんの記憶を見たんですよね? プレンセレリウスさんの実力、というかどんな魔術を使っていたんですか?」
ルーテシアが、ルシリオンとシャルロッテの記憶を観たなのはさん達を見回す。わたしとルーテシアとアギトは、記憶を見ることなく海上隔離施設に戻ったから、ルシリオンとシャルロッテがどんな風に生きて死んだのか知らない。ここでまたアインハルト達が首を傾げる。もうルシリオンからじゃなくても、事情を知るなのはさん達が話せばいいのに。
「どうだったっけ? どのシーンも衝撃的だったからよく憶えてない、かも?」
「私もやなぁ。ルシル君とシャルちゃんの事で、プレンセレリウス
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