暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜Y〜
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んは、今現在暗闇に包まれた廊下を全力疾走中。何故かと言うとそれは・・・雷が止んだと同時に「うふふふふふ」って女の人の笑い声が聞こえてきたと思えば剣を持った半透明なメイドさんが現れて、しかも襲ってきたから。メイドが剣を持って追いかけて来るってありえない!
?―?―?回想で〜す☆?―?―?
「ここは・・・きゃっ」
転送された直後に轟いた雷に悲鳴を上げた。今のは心臓に悪い。ドキドキとうるさい心臓が落ち着くのを待っているとまた雷が轟いた。
そして気付く。今、この場所には私しかいないって事に。こんな何が起こるかも判らないところで独りぼっちはキツ過ぎっ!
『レヴィ! アギト! はやてさん! リイン! イクス!』
最悪は立て続けに。念話がみんなに通らない。また雷が轟く。一瞬、今居る廊下と思しきところの先、人影っぽいのが見えた。よく目を凝らしてみるけど、そんな人影は無い。白い雷光の中で見間違い・・・?
ふと壁を見れば、廊下の天井にある魔力灯を点けるスイッチを発見。明かり確保のために押すけど、壊れているのか元々魔力が通っていないのか点かない。
「とりあえずみんなを捜さないと・・・」
雷は止まる事を知らないで鳴り続けて、でもそれが明かりになるから助かりはする。壁に手をついてゆっくりと、何故か足音を立てないように歩いて進む。そしてある扉の前を過ぎた時、たった今通り過ぎた扉が勢いよくバン!と開いた。
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
声にならない悲鳴を上げる。しかも肩にポンって手を置かれた。バッと振り返ると、そこに居たのは・・・
「ご、ごめんな、ルールー。驚かせてしもうたな」
「はやてさん〜」
騎士甲冑のままのはやてさんだった。緊張の糸の切れて、その場に力無くへたり込む。はやてさんが「うわぁ、ホンマにごめん! 最初に声をかければよかったなぁ」って何度も謝ってきてくれた。うん、確かに声より先ずは扉をもっとゆっくり開けてほしかった。私は「気にしないでください、はやてさん」と立ち上がる。
「それよりもはやてさんも一人なんですか?」
「うん。気が付いたらこの部屋のベッドで眠っとってな。一人やってことに気付いて焦って出てきたら、ルールーが居ったって感じやなぁ」
「良いタイミングなのか悪いタイミングなのか判らないですね〜」
すごく驚かされたけど、でもこのタイミングでなかったら合流出来ていなかったかもしれない。そう思うと、良いタイミングだったと言えるね。
「ルールーも一人のようやな。シグナムは一人でも問題ないやろうけど、リインとイクスはちょっと心配やな」
「何に心配してるんですか?」
ただ暗く雷が轟き続けているだけなら、少し不安だけど問題ないと思う。はやてさんが「それはな」と言っ
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