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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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。ううん、爆風によってわたしは幽霊から抜け出す事が出来た。

「退くよアギト! 攻撃が通用しないなら逃げるしかない!」

「ああ!」

幽霊の呻き声を背中越しに聞きながら部屋から脱出。えっと、わたしが来たのは左からだったから、今度は右へ行こう。少し走ってから、さっき出てきたドアを見やる。幽霊は追って来ていない。でもあの一体だけと限らないから油断は出来ない。と思った矢先、

「ほらっ、早速別のが来たし!」

「お゛ぉ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛お゛お゛」

執事服の幽霊さんがいらっしゃいました。もちろん半透明、しかも唸るチェーンソー持ってるし。執事ならもっと相応しい得物があるよね!? たとえば・・・銀のトレイとかナイフとか! そんな執事幽霊は僅かに浮遊しながら近づいて来る。

「くそっ、逃げるしかねぇっていうのが気に入らねぇっ!」

「そうは言っても攻撃が通用しないんじゃしょうがないよね・・・!」

呻き声を漏らしながら追いかけてくる執事に意識を向けながら、どうにか出来ないか考える。解決策も出ないまま走り続け、いよいよ廊下の端が見えてきた。行き止まりだったらシャレにならないんだけど。ううん、きっとあそこは角で、あの角を曲がれば廊下が続いているはず。きっとそうだ。さぁ端に到着!

「「行き止まりかよっ!!」」

端に到着してみれば、なんと悲しいかな行き止まりでござる。ギュインギュイーンとチェーンソーの唸りがすぐ背後から聞こえてきた。振り返れば、執事が胸を掻き毟りながら「あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛」と呻いて近づいて来る。どうする。逃げ場はなし。窓から飛び降りるって選択肢はあるけど、閉じ込められたって事からして、きっと開かない。
あとは、わたし達と執事の間にある扉に入るか、だ。冷静に考えれば、顔グチャ幽霊は部屋を出て追いかけて来なかった。たぶん幽霊の行動範囲がある一定に決められているんだ。顔グチャはゲストルーム、そして執事はこの廊下。

「アギト、あの扉に入るよ、ついて来て」

「はぁ? 幽霊なんだからすり抜けてくるって! 部屋じゃ逃げ場ないぞ!」

「いいからっ。ほら、行くよっ!」

アギトの左手を取って、ドアへとダッシュ。わたし一人なら陸戦高速移動魔法・瞬走壱式で行くけど、アギトが居る以上は走らないと。あともう少しで、というところで、執事がスゥーと消えていった。

「「あれ?」」

速度を落として歩く。キョロキョロと周囲を見回すけど、執事の姿はどこにもない。アギトが「何だか知らねぇけど、今の内に逃げようぜ」って廊下の先を指す。わたしは「うん」って頷いて、来た道を戻ろうとしたその時、

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!」

「「ぎゃぁぁあああああああっ!!?」」

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