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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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さんの事はあんま憶えてないわ」
なのはさんとはやてさんは頭を捻って「うーん」と唸る。フェイトさんも「ルシルの事でいっぱいいっぱいだったからほとんど憶えてない・・・」と言って項垂れる。そこに、ティアナが挙手して「プレンセレリウスさんって、結構謎だったのは憶えてますよ」と言った。キャロも続いて、「そうですよね。何か見えない力を使って、戦っていた記憶があります」なんて、謎が深まる事ばかり出てくるなぁ。
「つうか、プレンセレリウスさんってさ、情報を集めるのを仕事にしてなかったか?」
ヴィータさんがそう言ったことで、なのはさん達が「そう。そうだったよね」って賛同してく。結局は謎。でも情報収集能力には長けてるみたい。まぁそれが直接的な戦力になるかはどうかは別だけど。話が一段落したのか、ルシリオンが「そろそろ始めるか」ってプレンセレリウスさんを連れて歩いてきた。
「セシリスから話は聞いてる。三つのチームに分けて進めてるんだってな。えーっと、次はどのチームがサイコロを振るんだ?」
はやてさんが「あ、私らや。プレンセレリウスさん、今度は私が振ることになってるんやけど」と挙手。プレンセレリウスさんが「お、了解。いやぁ、君もまた可愛いなぁ」ってはやてさんに近づいて褒める。はやてさんは嬉しそうだけど、でも苦笑して、顔を少し後ろに逸らす。
「おおきにな、プレンセレリウスさん。でも、ちょーっと近いかもしれんなぁ・・・」
「いくら英雄とはいえ、主はやてに手を出すのは許容できんな」
「そういうこった。顔は良いけど、それだけじゃはやてと釣り合わねぇぞ」
(元の姿に戻った)シグナムさんの“レヴァンティン”と、ヴィータさんの“グラーフアイゼン”が、はやてさんとプレンセレリウスさんの間に割って入る。
「そんなつもりは始めからないさ。女性の容姿を褒めるのは男として当然だろ。あ、だからってお世辞じゃなく、可愛いと思ってるってのは本気で本当だから」
「え、あ、ありがとな。なんや、そこまで褒められるんは初めてやから照れるわ」
本気で頬を赤らめて照れるはやてさん。そしてシグナムさんとヴィータさんの視線は、プレンセレリウスさんの親友っていうルシリオンに向けられる。
「ちょっと待て。そこでどうして私に非難の視線を向けるんだ?」
「「なんとなくだ」」
「このスンベルに来てからというもの、精神ダメージが蓄積していっている気がしてならない」
ルシリオン・・・頑張って! そんなやり取りを終えて、ようやく本題に入る。プレンセレリウスからサイコロを受け取ったはやてさんが「出来るだけ簡単なお題が出ますように」って祈りながら、サイコロを放り投げた。コキンと綺麗な音を立てて地面に落ちて、コロコロ転がっていく。じぃーとサイコロを眺める。
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