コードギアスR2
0616話
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ます? ガーリオンとかありますが」
「それこそ、性能的に低すぎてもう使えないだろう」
主戦力として使われるメギロート、最新鋭量産機のシャドウ、OGs世界で修羅の乱が終わるまでは主戦力だったエルアインス。これらはシャドウミラーとして使える機体という事もあり、技術班が新たな技術を入手すると細かいながらも性能をアップさせていた。だが、俺達が保有しているAM系等は最高性能を持つ機体でガーリオン・カスタムだ。機体の古さだけはどうしようもない。
いや、それでもガーリオン・カスタムなら腕のいいパイロットが使えばそれなりに活躍は出来るだろうが……何しろ、それより高性能の機体が大量にある以上、使う必要もないだろう。VC系の機体にしても、基本的に少数精鋭で高機動戦闘を旨とするシャドウミラーには合わないという事もあり、性能の更新はされていない。それでも、AM系に比べればまだ性能は上なんだろうが。
「分かりました。じゃあ、後残っているのは一品物の機体ですね。こちらもすぐに持ってきます」
「頼む」
俺の言葉に頷き、そのままトレーラーと共に去って行く後ろ姿を見送って再びシロガネの方へと視線を向ける。
そこでは、つい先程見た時よりも多くのメギロートが飛び交っており、何らかの作業を施していた。
「出来ればこの魔法球から出る前に完成して欲しいところなんだがな」
そう呟き、メギロートの収納されたコンテナが運ばれてくるのを待ち受けるのだった。
「へぇ、ギアス世界ねぇ。……コーネリアの世界だったか?」
「ああ。そこで今度は新国家を建設してくる」
「そうらしいな。何でも中国を切り取って作るんだろう?」
テーブルの上に置かれている、交流区画で買ってきた寿司を食べながら呟くエヴァに首を振る。
「ネギま世界とはちょっと違うな。正確には中華連邦だ。インドとかその辺も領土に入っている」
「まぁ、どちらでもいいさ。私としては行ける場所が増えるのなら大歓迎だ。オーブに関してもこう毎日では飽きてくるしな」
「……アクセル君、彼女がその……?」
エヴァの方を向きながらオデュッセウスが尋ねてくる言葉に頷く。
「ああ。600年を生きる真祖の吸血鬼だ」
「なんと……本物の吸血鬼を見るのは初めてだよ」
ポツリと呟かれたオデュッセウスの言葉に、エヴァがピクリと眉を動かす。
「本物? まるで偽物の吸血鬼がいるみたいな話だな」
「偽物というか、ナイトオブラウンズという精鋭にブリタニアの吸血鬼という異名を取る男がいるのは事実だな」
「ああ、自称人殺しの天才とか名乗っている奴だな」
エヴァの問いにコーネリアが答え、俺がそれに追加する。
原作だと第2次トウキョウ決戦で多少活躍したような覚えがあるが、カ
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