暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜W〜
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リオンお父様に賛成です。リルさんがどういった風に動くのか見ておきたいです」
「それじゃあそれで行こうか。ヴィヴィオ、コロナちゃん、リオちゃん、アインハルトちゃん。みんな、防護服着用。どんなことにもすぐに対応できるように、ね」
「「「「はいっ!」」」」
「クリス!」
「ティオ!」
「ブランゼル!」
「ソルフェージュ!」
「「「「セーットアップ!」」」」
ヴィヴィオ達が防護服を着用し終え、一番近くにある箱に歩み寄る。で、誰が開けるかなんだけど。全員が全員の顔を見回す。そしてある一人に集中。
「ま、男の私が行くべきだよな。判っていたさ。言いだすタイミングを逃しただけだ」
そう、ルシル君だ。この青チームで唯一の男性。こういう場合でのレディファーストなんて言わせないよ?
ルシル君が箱の蓋に手をかける。そこにリエイスさんが「私も付き合おう」ってルシル君の横に並んだ。頷き合って、ガッと箱を開けた。その瞬間、箱の中からボクシンググローブ2つが勢いよく飛び出してきた。ルシル君とリエイスさんが首を逸らして避け・・・あ。
「「い゛っ――へぶっ!?」」
ルシル君は右、リエイスさんが左へと同時に首を逸らした事で頭がゴチン☆と衝突、すぐさままともに顔面にパンチを食らっちゃった。どうして逆に避けなかったのか。パンチはそれをさせないような軌道で飛んできたから。どれだけの威力だったのか二人は空高く舞い上がって、ドベシャって落ちた。
「ぅぐ、パンチ事態は痛くはないが、ルシリオンの頭突きは効いた・・・(涙目)」
「ハズレだから何も無い、と思ってはいなかったが、やはりこういう類いのトラップがあったか・・・」
ぶつけた頭を押さえて、呻きながら立ち上がるルシル君とリエイスさん。思いっきりぶつけてたし、それは痛いよね。ヴィヴィオ達とヴィータちゃんに心配されながら、ルシル君とリエイスさんが戻ってきた。
「つ、次は・・・なのは、ヴィータ。大人の君たちが開けるべきだよな」
「そうだな。子供にさせるようなことではないな」
ちょ、ちょっとルシル君、リエイスさん、目が据わってるよ? ジリジリとにじり寄ってきて、ルシル君が私の肩を、リエイスさんがヴィータちゃんの肩をポンと叩いた。でも一理あるのかな? チラッとヴィータちゃんを見る。すると「しゃあねぇな」って肩を竦めながら歩きだして、閉じられた箱へ向かう。私たちも続いて、私はヴィータちゃんの隣へ。ヴィヴィオ達はルシル君とリエイスさんが守るように一番後ろ。
「開けるぞ、なのは。覚悟はいいな?」
「いつでもいいよ」と答えて、一緒に蓋に手をかける。「せぇーのっ」と警戒しながらも勢いよく開く。するとモクモクと煙が出てきた。バックステップで後退。その煙の中か
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