暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜W〜
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顔で苦笑い。ここで先程までの疑問を思い出す。知らない魔法陣に言語。普通では考えられない現象を起こす魔法の数々。ヴィヴィオさんのお父様、カーネルさん、そしてセシリスさん。どれだけ強い魔導師であっても一人で起こすことがまず不可能な魔法を、何の苦もなく連発するあの発動の速さ、そして異常な威力。
「ルシル君、危険生物っていう話だけど、何か心当たりは?」
「心当たりが多すぎて困るな」
「どんだけ危険なサファリパークなんだよ、おまえんち」
リオさんの二つの変換資質にも驚きましたが、ヴィヴィオさんのお父様の変換資質はそんな比ではなかった。電気、炎熱、氷結。それだけでなく影のようなモノまで。それを同時に扱ってました。多くの謎がある方々です。私は意を決して、先程の聞きそびれたお話の続きを聞きたいがために、
「ヴィヴィオさんのお父様。先程のお話の続きをしてもらっても構いませんか?」
「あ、私も知りたいです。教えてもらってもいいですか?」
「あたしもあたしも! ヴィヴィオは知ってても当然だけど、イクスも知ってるみたいだし」
コロナさんとリオさんもヴィヴィオさんのお父様に歩み寄る。そこにヴィヴィオさんが「えっと、とりあえずはお題をクリアした方が・・・」と言い、なのはお母様とヴィータさんもそれに同意しました。
「そうだな。アインハルト、コロナ、リオ。私の事に関しての話は、お題を行いながらでいいか?」
「あ、はい。ヴィヴィオさんのお父様がそれでよろしければ」
コクリと頷く。話はお聞きたいですけど、お題のクリアを邪魔するのは嫌ですし。ですからそう答えたのですが、ヴィヴィオさんのお父様は左手を顎に当て考え込み始めます。
何か失礼な事を言ってしまったのでしょうか? 心配になり、ヴィヴィオさんに「何か失礼なことを・・・?」と小声で訊ねる。ヴィヴィオさんは「大丈夫ですよ、アインハルトさん」と笑みを浮かべるだけでした。
「アインハルト。私に対するその、ヴィヴィオさんのお父様、という呼称。以前の通信の際でもそうだったが、毎回は面倒じゃないか? 気軽にルシルと呼んでもらっても構わないぞ? コロナとリオもだ」
力なく「はあ」と応えてしまう。あの、真剣な風に考え込んでいたものですから拍子抜けを。コロナさんとリオさんは「判りました、ルシルさん!」と、素直に受け入れて早速呼んでいる。あとは私だけ。えっと、ルシルお父様? それはさすがに照れくさい気が。
妥協案として「ルシリオンお父様・・・」と呼んでみる。これもこれで照れてしまう。ルシリオンお父様は「ああ。改めてよろしくな」と、私とコロナさんとリオさんに笑みを返してきました。それから私たちは周辺の探索を行いつつ、ルシリオンお父様から色々と話を聞いた。
「再誕神話、というものは
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