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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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も嘘は吐かない雌犬って教えてくれたんです♪」

リオちゃんがキラキラ笑顔で凄い事言っちゃってるよ! ルシル君をギラッと一睨み。「子供に何言わせてるの!」って怒鳴る。め、雌犬って、そんな、子供が知っていいような・・・・。

「なぁ、なのは。君は一体何を連想したんだ? オス犬、メス犬。これの何がおかしい?」

「察してやれよ、セインテスト。なのはのやつ、きっと年齢制限が掛かるような――」

「ぎゃぁぁぁあああああああああああっ!!」

悲鳴を上げてヴィータちゃんのセリフをかき消す。わ、わわわ私、今、すごい事を一人で勘違いして考えて・・・!
ヴィヴィオ達が私の様子を見てちょっと引いちゃってる。あぁ、なんてことorz
ルシル君のバカ! 普通に狼って言えば良いのに、わざわざ雌犬って。ズーンと落ち込む。ヴィヴィオが「なのはママ?」って声をかけてきてくれた。でもヴィータちゃんが「今はそっとしておこう、な?」ってヴィヴィオを止めた。うぐっ、その優しさが今はちょっと辛いよ。

†††Sideなのは⇒ヴィータ†††

「で? 今度は誰がその箱を開けるんだ?」

なのは達とアイコンタクト。うん、と頷きあって、「最初はグー!」とジャンケン。とそこに、アインハルトが「待ってください」と入ってきた。

「もしルシリオンお父様の言う通りリルさんが嘘吐きでなかったら、間違いなくこの中にリルさんが居るって事ですよね。なら、捕獲する人が多い方がいいんじゃないでしょうか」

「「「「あ」」」」

アインハルトに言われて気付く。そりゃそうだ。あたしら、気付かない内に仲間を陥れようとか考えてた。やばい、これはかなり反省するべき思考だ。

「アインハルトの言う通りだな。ヴィータ、四方400mで封鎖領域を頼めるか?」

セインテストが役割を決め出す。ま、文句はねぇが。あたしは「任せろ」と、“アイゼン”を待機からハンマーフォルムにする。セインテストは続けて「なのははレストリクトロックを。バインド関係を一手に引き受けてもらう」と告げ、なのはも「了解」と返す。

「ルシリオン。私はどうすればいい?」

「リエイスはフェンリルの防壁破壊に務めてもらう。シュヴァルツェ・ヴィルクング。その効果を障壁破壊としてほしい」

リエイスは精神を集中するためか両拳を打ち合わせて気合を入れている。セインテストは「私とヴィヴィオ達は、フェンリルへの攻撃組だ」と続ける。それを聞いたコロナとリオが目に見えてビクッとした。

「君たちを巻き込んでしまうような術式は使わないから安心してくれ」

セインテストに優しく言われたコロナとリオは「はい」と頷く。確かにカーネルとの戦闘を見りゃ、誰だって巻き込まれてしまうかもって思うわな。役割分担も終わり、いざ、箱を開こうと
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