暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜W〜
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を追いかける。
「待たせたな。それで、今度はそれを開けるのか?」
ルシル君たちはすでに狙いを定めていて、一つの箱の前に並んでいた。
「うん。みんなで決めたから。あ、開けるのもわたし達がやりますっ」
「私たちは仲間なのですから、子供だからと言ってやらないわけにはいきません」
「うんっ。なのはさん達にばかり任せるわけにはいかないもんね」
「そうゆうことですっ。なのはさん達は見ててくださいっ」
そこまで決意が固いんなら、見守るのが大人、だよね? ルシル君たちを見てみる。ヴィータちゃんは「ま、見せてもらおっか」って見物モード。
リエイスさんも「フォローが必要だと判断すれば手伝えばいいだろう」と同じく見物モードになっちゃってる。
「なのは。彼女たちの意思を尊重しよう。なに。それほど危ないトラップはないだろ」
「うん・・・。じゃあ任せるね」
私も見物モード。万が一のためにすぐに動けるように力を抜かない。ヴィヴィオ達が箱の蓋に手をかける。私の隣にいるルシル君がいつでもフォローに入れるように身構えるのが判った。
「「「「開けます」」」」
ガチャリと音を立てて開く蓋。そして勢いよく開け放つ。箱から何かが飛び出してきた。ヴィヴィオ達はすぐさま飛び出してきた何かを迎撃。ボチャッと地面に落ちる何か。ものすごい見憶えのあるソレ。子供の頃、アリサちゃんの家でやったゲームに出てきた、それは有名な植物。
「「「パックンフ○ワー・・・」」」
丸く大きな赤い頭に白い斑点模様。大きく開く口にはギザギザの歯が並んでるアレ。ガジガジしてるパ○クンフラワーを初めて見たヴィヴィオが「気持ち悪い」って引いてる。
「なぁ。こういうのって避けていいもんなのか?」
ヴィータちゃんがパックン○ラワーを興味深そうに眺めながら漏らす。どうなんだろう? さっきの私とヴィータちゃんは何もせずに耐えたけど。ヴィヴィオ達に迎撃された○ックンフラワーがしおしおと枯れていくのを見ていると、
「「っ!」」「「みぎゃっ!?」」
ヴィヴィオとアインハルトちゃんが立っていた場所から勢いよく跳び退いた。そしてコロナちゃんとリオちゃんの頭には、コントの様な金タライが落下。ゴワン、と音を立ててコロナちゃんとリオちゃんの頭に落ちたタライが地面に落ちる。
「「痛っったぁ〜〜〜い!(涙)」」
「やっぱりちゃんと受けなきゃいけねぇみてぇだな」
「みたいだね。大丈夫二人とも?」
「「はいぃ・・・(涙)」」
頭を押さえてる二人の頭を撫でる。パ○クンフラワーを迎撃して、タライを回避したヴィヴィオとアインハルトちゃんの方を見る。きっと何かしらの追撃があると思っていたんだけど、何も起りそうにない。ルシル君も周囲を警戒してい
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