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妖精の義兄妹の絆
二つの卵
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なことが聞こえた。
ベージュがかった猫はフラフラ飛んでタクヤの頭の上に乗った。
「おっ。」
「そうじゃ。その子達に名前をつけてやらんとな。」
「そうだね。何にしようかな?」
ウェンディは白い猫を抱えて名前を考えた。
「う~ん…。」
タクヤもうねりながら考える。
「…決めた!この子の名前はシャルル!」
「シャルルか…、じゃあ俺は…、」
タクヤは頭の上に乗っていた猫を抱えて見つめた。そのとき猫は軽く頭を下げた。
「エマ…。この猫の名前はエマだ!」
タクヤはエマを抱え上げて言った。
「これからよろしくな、エマ!」
「ふぁぁい…。」
「これからはずっと一緒だよ。シャルル!」
ウェンディはシャルルを抱き締めそう言った。
「…。」
こうしてタクヤたちに新しい仲間が出来たのであった。

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