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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜V〜
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ているしな。
「それでルシルさん。エリオの質問の答えはどうなんですか?」
「そうだな。こう言っては悪いが、シグナムではなくフェイトを出した方が良かったかもしれない」
リインの問いにそう答えると、全員が息を飲んだ。そう言えば、魔術師など知らないアインハルトやコロナ、リオは付いて来れているのだろうか? ここまで巻き込んでおいて騙し続けるというのも気が引けるが・・・。
「ムスペルヘイムの魔術師は、全ての炎熱系を統べる術者と言っても過言じゃない。炎熱系魔力には耐性があるし、セシリスやステアのような王家術式を扱う術者にはもっと高位の炎熱封じがある。だから相性的にはシグナムは間違いなく劣勢。それを覆すには、魔法に頼らない純粋な剣技で上回り、尚且つ味方のサポートを上手く利用するしかない」
「そんなにまずい相手なんか・・・セシリスさんて」
「あの、ヴィヴィオさんのお父様。先程から聞き覚えのない単語が幾つか出てきているのですが。付いて行けていないのは私とコロナさんとリオさんだけのようですし、その、教えていただいてもよろしいでしょうか?」
アインハルトのその問いに、魔術を知る全員が私を見詰めてくる。教えていいのか、と。私は頷くことで、教えてもいい、と応える。
「まず、今から話すことは全て真実だ」
そこまで言ったところで、闘技場内にカーマインの魔力光が生まれたため中断。一斉にセシリスへと向けられる視線。
セシリスの足元に、ムスペルヘイム魔法陣が展開されている。正五茫星と逆五茫星を合わせた十茫星。その中央には円があり、小さな十茫星が描かれている。そして十茫星を囲う二重円の間にいくつものルーン文字が描かれている。そういう魔法陣だ。
「始まるな・・・。話はこの戦いが終わってからにしよう」
炎帝セシリスを相手にどこまで戦えるのか。シグナム、アギト、ティアナ、キャロ、レヴィ。頑張ってくれ。
†††Sideルシル⇒シグナム†††
我々が対峙するのは、遥かに古き時代の英雄“アンスール”の一人、炎帝セシリス。私と同じ炎熱の術式を扱い、しかも携える武器の名称も似通っている。時代的に見れば、私のオリジナルとでも呼べる相手だ。
「それではそろそろ開戦と参りましょうか。コホン。アンスールが炎帝セシリス・エリミング・ムスペルヘイム。参ります」
VS?―?―?―?―?―?―?
其はアンスールが炎帝セシリス
?―?―?―?―?―?―?VS
セシリス殿が“レーヴァテイン”を正眼に構える。私も同様に“レヴァンティン”を正眼に構え、
『キャロ。私に強化を頼む。ティアナとレヴィ、お前たち二人には悪いがしばらく待機していてくれ。アンスールが炎帝セシリス。一度、一対一で闘ってみたかった相手なのだ』
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