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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜V〜
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つまり、セインテスト君たちがもう一度戦うためには、ヴィヴィオちゃんやアインハルトちゃん、それにコロナちゃんとリオちゃんとイクスちゃんが戦ってからじゃないとダメって事よね」
シャマルのその言葉に一番反応したのはコロナとリオとイクスだ。私とカーネルとの戦いが余程ショックだったらしく、少し怯えている。だから、もしかしたら自分たちもあんな馬鹿げたレベルの戦いに出ないといけないと判り、
「わ、私は無理ですっ。あ、あんなすごい戦いを自分たちもやれって・・・!」
「あんなの負け戦じゃないですか。あたし、勝つ自信が無いです」
「わたしは一切の攻撃魔法を習得してないですから、一番足手まといかもしれません」
ずーんと沈む三人。だが忘れていないか? 別に“アンスール”と絶対戦わなければならないって事はない。それに、仲間内での戦闘やゲストキャラが居るみたいだしな。もし万が一にも“アンスール”と戦う事になった時、アインハルト達にはカノンと戦ってもらえばいいだろう。
ひとつ問題があるとすれば、カノンが出てくる前にアインハルト達が参戦しなければならない事態に陥った場合。そうなったら・・・・すまない、諦めてくれ。
「ルシルさん。セシリスさん相手に、シグナム一尉たちのメンバーで勝てるでしょうか?」
エリオが心配そうに訊いてきた。シグナムとアギトのユニゾン。中遠距離のティアナ。オールレンジのレヴィ。サポート力のあるキャロ。かなり良い布陣だが、シグナムを出したのは失敗だ。ここはフェイトかエリオの方が良かった。
ステアとセシリスの扱うムスペルヘイム王家式魔術の一つに、シグナムとアギトの火力を無力化する術式が存在している。それを使われたら、いくらシグナムとアギトとはいえ遅れを取ることは間違いない。
「あのメンバーを選んだのは誰だ・・・?」
「ルシル君とシャルちゃんの記憶の内容を思い出して相談して、最終的にはシグナムさんが決めた」
シグナムの事だ。おそらくティアナ達は全員サポートに回すだろうな。それもかなり危険な状況になったしてもだ。騎士としての誇りがそうさせるはずだ。騎士というのは誇りがあればどこまででも戦いを貫こうとする。つまり、自分を支える誇りを失わない限り諦めない。途轍もなく厄介だが、しかし憧憬を抱ける対象だ。
「シグナムの奴。同じ炎熱の剣士としてやる気みてぇだったぞ」
「扱う武器の名前もレーヴァテインとレヴァンティンという共通点だし。やっぱり関係とかあるのかな?」
私は、そう首を傾げているスバルに「ミッドとベルカは大戦時代から確立している世界だから、名前くらいは伝えられていてもおかしくないだろう」と答えておく。はやての使う古代ベルカ魔法には、大戦時、私の魔術にも存在する名称、ヘイムダルやフレースヴェルグが使われ
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