暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜V〜
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・・・「16やーーーーっ!」やった。最高の運やな。これならこのエリアを早々にクリアできそうや。で、16マス進んで・・・

『あー残念。突然のサイクロンに巻き込まれちゃった。振り出しに戻る。ごめんね〜』

足元から竜巻が発生。てゆうか、ごめんね〜、ちゃうわっ! なんやムカつく! そう思うても竜巻に勝てるわけもなく、

「ひゃあああああああっ!」

吹っ飛ばされた。マリ○ブラザーズ3の笛使用時みたいな。気が付けばスタート地点。私を見とるみんなに「ただいま・・・?」と挨拶。少しの沈黙の後、みんなから優しい「おかえり」が返ってきた。アカン、泣きそうや。めっちゃ意気込んでの予期せぬ帰還。私、今日の運悪いんやろか?

「では二番手に参りましょうか。どなたが振ります?」

†††Sideはやて⇒ルシル†††

なんとか2ndエリアに到着(何とか転送させてやった)したのはいいが、到着した直後に強制転送。そこは晴天に恵まれた、全てが白い石畳の大きな広場だ。何かしらのお題を行うための場所だろうか?

「ルシル君!」「ルシルパパ!」

背後から声をかけられた。なのはとヴィヴィオだ。振り向けば、シグナムとアギト、ティアナとキャロとレヴィ以外が居た。みんなの元へと駆け寄り、そして話を聴くまでもなく現状を理解した。

「まさか・・・セシリスと戦うのか・・・!?」

今居るこの石畳の広場の中央が数mと窪んでおり、その窪んだ底には円形の、まるで闘技場のような広場が広がっていた。その闘技場の中、片刃の刀身(峰が向かい合った)が二つ並んでいる真紅に輝く大剣、“煉星剣レーヴァテイン”を携えたセシリス。すでに臨戦態勢に入っている、アギトとユニゾンしているシグナム、そしてティアナ達が居た。

「レヴィが出したそのマス目の内容が、ボーマスっていうものだったんだけど」

ボーマス? ボーナスとマス目をかけたダジャレか? フェイトの口からそんな間抜けな単語を聞く日が来るとは。いやいや。そんなことより、だ。

「そのボーマスというのが出て、このエリアの管理人のセシリスと戦うハメになったわけか」

聞けば、ボーマスでの相手は管理人だけではないらしい。管理人はもちろん、私たちの中から誰か、そして謎のゲストキャラ、という3つの選択肢があったらしい。決定方法はルーレット。そして運悪く管理人を引き当てたという事だった。そんなルール、カーネルの奴言ってなかったぞ。あの馬鹿。ルールを説明するならちゃんと最後までしろよ。

「そうなの。あと、管理人側のキャラクターと戦う場合、一度戦闘に参加した人は、味方が全員戦ってからじゃないと出られないんだって」

「だから私やはやてちゃん、ヴィータちゃんにルシル君は、他のみんなが戦闘しないとずっと出れなくて」


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