暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜V〜
[5/22]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
はただコクリと頷く。アカン。カーネルさんとは別格に緊張してまう。“アンスール”のリーダーのフノスさんが出てきたら私、緊張のしすぎで倒れるかもしれへん。セシリスさんは「それは重畳。では、どなたから賽を振りますか?」て十六面体のサイコロを創り出す。そこに、フェイトちゃんが緊張した面持ちで「あの、ルシルがまだ来てないんですけど・・・」と言う。
「・・・・気にしないでください。さあ、始めましょう」
(ん? どうして目を逸らすんや? やっぱり何か問題が起きとるんやろか?)
そんなセシリスさんに「でも」と食い下がるフェイトちゃんやったけど、「しばらくすれば到着します」てピシャリと言われたことで押し黙るしかない。こうしとっても先に進まんし、しゃあないな。サイコロを振る一番手として挙手。
「貴女が一番手という事でいいのね?」
セシリスさんがコツコツとブーツを鳴らしながら私の元へ来て、「どうぞ」ってサイコロを手渡してきた。それにしても、どうゆうマスがあるか判らへんから怖いわ、このゲーム。子供の頃に遊んだボード版やったら上から見るだけでどんなお題があるか判るし、ある程度そのマス目を狙ってサイコロを振れる事も出来たんやけど。そんなちょっとしたズルが出来へん。
「気を付けてね、はやてちゃん。あと出来れば簡単なお題を出して」
なのはちゃん。それは無理な話や。判っとるやろ? 手を合わせてお願いポーズをしとるなのはちゃん達に、一応努力するという意味を込めた力強い頷きをしてみせる。深呼吸を数回。よっしゃ。行くよ、どうとでもな〜〜れ♪ ポイっとサイコロを放物線上に放り投げる。コキンて床に落ちて転がるサイコロを眺める。
「・・・・8、やね」
出た目は8。セシリスさんが「でははマス目までどうぞ」と道を開けてくれる。私はみんなに「じゃ、先に行っとるな」って手を振って、トントンとスキップ気味に先へ進む。そして8マス目で立ち止まって、マスに書かれとるお題を見る。そこには・・・
『ラッキーマス☆ もう一度サイコロを振る権利があなたに与えられるのですっ♪ さぁ、そのマスに止まりしラッキーなプレイヤーよ。再びその歩みを進めたま〜え!』
セシリスさんの振り向いてみると、同性でも惚れそうなニコリと笑みを見せてきた。そういえばアンスールの女性メンバーは全員美人さんやったなぁ。私のところにまで転送されてきたサイコロをキャッチ。今度は16を出したろか。一気にマスを進めて、速攻でゴールへ。そやけど狙って出すんは何か怖いなぁ。妙なペナルティーを科せられそうや。
「はやてちゃーん! 16を出しちゃえー!」
みんなの声援に、「任せてなーーー!」と腕を大きく振って応える。よっしゃ。ポーイとサイコロを放り投げる。コロコロ転がるサイコロ。そんで出た数字は
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ