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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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変わった笑い方する
女性
(
ヒト
)
だな〜。じゃなくて、ジロッと男性たちを見る。男性たちの表情がヒクッと引き攣った。どうせこの後、疚しい事しようとしてたんじゃ? さらに詳しい事情でも、と思ったら、「だから何もされてないとおんなじ。とゆーことでその人たちは解放してもオッケー♪ クフフ?」と女性が笑う。
「本当にそれでいいの? もしかしたらまた・・・」
「クフフ。問題無しっ。別に力づくでどうにか出来たし。こう見えて、結構強いんだよ? 男数人に囲まれても十分殲滅出来るくらいに、ね?」
「「っ!」」
悪寒。解る人には解る、妙な威圧感がその女性から放たれた。ニコニコな笑顔で、すごく可愛いのに、一瞬・・・死を感じ取った。そうゆうのに慣れてるあたしやスバルでも数歩後ずさった。だったら一般人の男性たちは? 見れば顔面蒼白で、ガタガタ震えてる。
「クフフ。これでも魔法に自信はあるのだっ♪ 一人旅が多いからさ、鍛えているってわけ♪――って、ごめん、なんか加減知らなくて。だいじょぶ?」
ペコって頭を下げて、本当にすまなさそうに謝った。顔をあげた時には、もうさっきの威圧感はなくて、ぽわわんとした空気を放ってた。とりあえず危険人物じゃないのよね? その女性がいいと言うのだから、男性たちを解放、改めて女性に向き直る。
「一般人に“力”は振るわないよぉ、さすがに。人を傷つけてもいいよって許可も貰ってないし。というか“守る側”だしね。そーゆうわけで、アタシは話し合いであの場を切り抜けようとしたんだよ。クフフ」
そんな傷つけてもいいって許可を出すような人が居るっていうのが信じられない。それに、守る側? そう言えばこの人、何やってる人なんだろう? それに名前もまだ聞いてないな。名前や職業を、好奇心と警戒心から訊ねようとしたところで、
「おお、そうだそうだ。有名人と出逢った記念に写真撮ってもいい?」
その女性は肩から提げてたトートバッグからカメラを取り出した。スバルが「有名人?」と首を傾げると、女性は特徴的な「クフフ」と笑う。
「えっとえっと・・・数年前に、聖王のゆりかごを墜とした機動六課? テスタメントってゆう組織を数日で壊滅させた特務六課?の一員・・・。うん、ちょー有名人じゃん。スバル・ナカジマちゃんとティアナ・ランスターちゃんでしょ?」
(ちゃん付けされたのっていつ以来だろう?)
そんな明後日な事をふわっと考えていると、スバルが「お願いしますっ♪」ってあたしの腕に絡みついてきた。「ちょっと、くっつき過ぎっ、離れなさい!」と語調を強めて言うけど、「いいじゃん」って、聞く気はないようね。
「そうそう、スバルちゃんの言う通り。仲が良いんだから、そのくらいの密着くらいどうってことないない♪っと、そこのベンチに座っても
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