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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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を指差す。
「私とシャマルが先頭を歩きます。リエイス、ザフィーラ。おまえ達は殿だ。頼めるか?」
「そうね。はやてちゃん達は真ん中で。何があっても私たちが守りますっ!」
「ああ。ザフィーラ、何があっても主はやて達を守るぞ」
「無論だ。如何な事態が起ころうとも守り抜く」
ホンマに頼りになる家族やなぁ。家主として誇らしいわ。
「わ、わたしもはやてちゃんを守れますっ!」
「あたしだって守れるぞっ! リインは後ろな、あたしはシグナムとシャマ姉と一緒に前だ!」
「やってやるですよ!」
アギトもリインもやる気満々で私の護衛を買って出た。えーっと、まぁお願いします・・・としか言えへんよねもう。やる気に水差すのもなんか悪いしな。SPに囲まれた要人気分を味わいつつ、私ら八神家は先へ進む。
†††Sideはやて⇒ティアナ†††
「そう言えばルーとレヴィ、こっちに来てるんだけど。知ってた・・・?」
「うん。ヴィヴィオからメール来てたよ。昨日、聖王教会で演劇やったって」
あたしはミッドに降りて、スバルと一緒に休暇を過ごそうと思ってた。思ってたんだけど、スバルのやつ、今日の午後から先端技術医療センターでの定期検診の予定を入れていた。だから午前中しか遊べない。まったく。そうゆう大事な用事を今朝まで忘れてるってどうゆうこと!?
まぁ明日の夕方まではいるつもりだから、今日明日の半日ずつでも十分か・・・?
「そうそう。画像も添付されてたのよね〜」
「コロナとリオの着ぐるみ姿可愛かったな〜♪」
「セインのおじさん姿には笑ったわ、あははは!」
そんな話をしていると、突然スバルの表情が険しくなって、「ティア、あれ」ってある場所を指差した。指先を追ってみると、一人の女性が数人の男性に囲まれていた。友達同士で楽しく喋ってるって感じでもない。ピリピリしてる空気を感じる。
管理局員として見過ごすわけにはいかない。何かの事件に発展する前に止めないと。スバルと頷き合って、その集団の元へ駆け寄る。男性の一人から、「あ゛?」と睨まれる。
「管理局執務官ティアナ・ランスターです。どうなさいました?」
最初はあたしとスバルの登場にイラッとしたような顔をしたけど、あたしが名乗ると一気に恐縮して、「え、いや、何でもないっすよ? 本当に何でもないんで」と慌て始める。さっきまでの凄んでたのに。まぁその方がやりやすいからいいけど。
チラッと女性とスバルを横目で見る。スバルは女性が乱暴を受けてなかったか体を注視して、ほっと小さく安堵の溜め息、そのまま「何かありました?」と女性に訊ねる。
「クフフ。いやいやぁ。大したことはないよ? ちょっと絡まれたけど、乱暴とかは今のところ受けてないから気にしてない」
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