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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜U〜
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神としてのもう一人のルシル君が訪れたりしてな。もしシャルちゃんが来たら、ほんの少しでも話し出来たりするんやろか? 出来たらええな。そう強く思う。今度のシャルちゃんはどれだけの時間を過ごした後のシャルちゃんやろ? また忘れたフリとか、の心配はいらんな。またしたら今度は怒るよ?
「おはよーございまーーーすっっ!」
いきなり元気いっぱいな声が。この声はミウラやな。今年もインターミドルに向けて、ザフィーラやシグナム、ヴィータと特訓中。シャマルが「いらっしゃーい♪」って玄関へパタパタ駆けてゆく。そしてリインとアギトがテキパキとお茶やお菓子を準備してく。んー、この手際の良さ。さすが八神家の家族やな。
「おはよーございますっ。はやてさん、師匠、シグナムさん、リインさん、アギトさん、リエイスさん!」
「朝からテンションMAXですねー、ミウラ」
「そこが好ましくもあるんだがな」
ミウラはあれよあれよと迎えられて、リインとアギトが用意したお茶とお菓子を食べていく。でもふと「あ、忘れるとこでしたっ」ってポケットから封筒を取り出す。白い封筒で、八神家様へ、と綺麗な手書きの文字が。ミウラから一番近かったリエイスが受け取る。
「差出人は書かれていないな。ミウラ、これは誰から・・・?」
「ここに来る途中に、綺麗な、でも子供っぽい感じの女の人からですっ。なんか、大事なモノだとか」
んー、大事なモノやったら直接持ってきてほしいなぁ。リエイスがカサカサと封筒を開け始めて、中身を私たちに晒した。
「写真やな」「「「写真ですね」」」「「「写真だな」」」
この場に居る一人につき一枚の写真が七枚。ヴィータのは無い、な。私とリインとリエイスのは事件解決会見を開いた時の。シグナムとアギトはどっかの現場での。シャマルとザフィーラは本局の医務局での。私たちのはまぁ撮られとっても不思議やない場面やけど、シグナム達のはありえへん。捜査時に一般人が写真は撮るのはアカンことになっとるからな。
撮るにしても局から許可が下りとる特別な人(記者とか)だけとかやし、現像する際も事件の重要な――まだ公に出てほしくない部分とかが撮られてないか確認されやなアカン。それやのに、シグナムとアギトの写真は明らかに無許可かつ隠し撮り。
「ミウラ。コレを渡してきた人の名前、判るか?」
意識を休日モードから仕事モードへ切り替える。ミウラも私らの雰囲気から察してくれたんかお菓子を食べる手を止めた。
「えっと、長い名前で・・・グロリア・ホド・・・ごめんなさい、あとは・・・」
「十分や、ミウラ。ありがとな!」
グロリア・ホド。それだけ判れば十分や。ヴィヴィオ達と接触しただけじゃ飽き足らず、私らにも手を伸ばしてきたな。ここからは迅速に、や。すぐさまルシル
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