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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
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り優れないようですが・・・」

「そうか? 朝寝坊もしたし、そんなことないと思うんやけど?」

自宅で休日を家族と過ごす(ヴィータがおらんのは寂しいなぁ)そんな幸せの中、シグナムがそう心配してくれた。体調は悪ぅないけど、頭を悩ませる問題を抱えとるんは事実やな。そこに、「じゃあ今日のお買いものは、はやてちゃんはお留守番しててくださいね」とシャマルが私の額に手をやりながら言う。

「マイスター、風邪かっ? 頭痛いのかっ?」

「シャマル。はやてちゃんは風邪なんですか? 喉は痛くないですか?」

アギトとリインが、私とシャマルに詰め寄る。シャマルは私の額から手を離して「はやてちゃん、あーん、してください」って。

「だ、大丈夫やって。ダルくもないし、頭と喉も痛ないしな」

「ダメですよ、はやてちゃん。本人が気付かないだけかもしれませんし」

有無を言わさん真剣な表情で私を見てくるシャマルに、私は「了解や」て口を大きく開ける。なんや。視線が集中して小恥ずかしいなぁ。もう子供やないんやで私。結局は健康体やってゆうのが判ってみんな安堵する。心配されるんは家族としては嬉しいんやけど、ちょお大げさやったかな・・・?

「う〜ん、顔色が良ぉないように見えたんは、きっとアレの事で考えごとしとったからやな」

みんなでソファに座ってお茶しとる時にする話やないけど、これ以上私の体調がって心配させるのも気が引ける。だから今朝から悩んどるアノ問題に触れる。そう、グロリア・ホド・アーレンヴォール。テルミナスやペッカートゥムと同じ“アポリュオン”の一体かもしれへんてゆう存在。
今朝早くにルシル君から連絡を貰った。ヴィヴィオ達とその要注意存在が接触した、と。でも対抗策が無い、守護神に任せるしかない、って。指をくわえて待つしかないってゆう事や。

「ルシリオンの記憶で何体か見ましたが、私独りでは戦いにならないと解ります。人間となってしまっている以上、私とユニゾンして魔術を扱えたとしても今のルシリオンでは手も足も出ないでしょう」

「う〜ん、テルミナスってどんな奴かは知らねぇけど、あたしはそんなに心配しないかな・・」

リエイスが重苦しい事を言った後、アギトは両手を頭の後ろで組んで、そう言った。リインも「わたしも、です。だってわたし達にはとても心強い仲間が居ますから♪」って笑う。強いなぁ、二人は。でも二人の言う通りや。私らには、同じ世界に居らんくても心で繋がった仲間が居る。

「ふむ、そうだな。もしそのアーレンヴォールという女がアポリュオンであったなら、それを討つ守護神が必ず来る。その守護神は十中八九・・・」

「シャルちゃんやな」「フライハイトちゃんね」

この世界と一番繋がりが、絆があるんはシャルちゃんだけ。もしかすると、守護
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